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活動レポート

活動レポート

森ぶら♪ 2月、森ときのこの不思議なつながり

ぶらぶらあぶらクラブ(福岡県)

活動日:

2021年02月28日

実施場所:

油山市民の森

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 土
  • 葉・樹木 葉・樹木

活動のSDGs:

  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

緊急事態宣言後、すぐに活動を再開しました。
観察センターの先生「きのこちゃん」に、この時期に見られるキノコを教えてもらいました。

参加者のようす

早春の暖かい日に、久しぶりにお友達と会えて、楽しく観察できました。

感想・気づいたこと・考えたこと

椿の木の下をよ~く見ると、なんだかお茶碗の形をした、小さな小さなキノコが見えてきました。参加者全員が次々と見つける事ができ、けっこうある事に驚きました。
きのこちゃん(先生)によると、このきのこは「ツバキキンカクチャワンタケ」という名前で、椿の花が咲くころに見られ、椿の花の養分で生きているそうです。
木に咲いている椿の花に胞子が付着し、花弁が地面に落ちたら秋までに菌核という菌糸の黒い塊を作ってその姿で寒い冬を乗り越え、翌年の椿の花の時期にまたキノコを作って胞子を飛ばすというサイクルを教えてもらいました。

次に移動して、油山市民の森入口付近の切り株の年輪を数えました。年輪は52~66あり、油山市民の森が開園から52年という事を考えると、初め小さい木や割と大きく育った木が植えられたという事が分かり、市民の森の開園当初の姿を想像できました。
また、つくしを見つけたり、ニホンアカガエルのオタマジャクシを観察したり早春の自然を満喫できました。

その他

いくつかの切り株を、これからしばらく定点観測することにしました。

ぶらぶらあぶらクラブのみなさん。2月の活動レポートをありがとう!!
またみんなで集まって活動できるようになってよかったですね!(残念ながらまた逆戻りしてしまいましたが…)みんなで観察することで、一人のときの何倍もの発見をすることができます。「きのこちゃん」という達人にもついてもらって、この日はいろいろな発見やおどろきがあったのではないでしょうか。キノコというと秋に出てくるイメージですが、春先に見られるものもあるんですね。キノコにはこの「ツバキキンカクチャワンタケ」のように特定の樹木(じゅもく)が名前にふくまれているものがたくさんありますが、その樹木を分解してそこから栄養を得ているもののほか、その木の栄養の吸収(きゅうしゅう)を助けるかわりに木が光合成で作り出した栄養物をわけてもらうものがいます(「菌根菌(きんこんきん)」といいます)。樹木の名前がついたキノコを見つけたら、それがどちらのタイプなのか調べてみるとおもしろいですよ。ぜひやってみてください!
エコまる
ぶらぶらあぶらクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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