竹の子エコクラブ(埼玉県)
地域の湧き水のある斜面林、こぶしの里の初夏のようすを観に行きました。
メンバーが気に入っている森のビンゴゲームをしながらの観察です。16マスに1~16までの数字をランダムに書いたら、16のお題を探しにスタート。見つけたら〇を付けます。初夏の草木のようす、どんな生き物が見つかるかな?この日は、9時集合と13時集合の2グループに分けて人数分散しました。お題、十字に見える花、うろこが重なったような細長い緑の木の実、高い木に咲いている白い花、フサフサの木の実、葉っぱの一番上が赤く見える木(マユミ、コブシ、エゴノキ、イヌシデ、アカメガシワ)など
今年度、初加入、初参加のメンバーは、こぶしの里の存在も知らなかったようで、お題を見つけるのに、とても真剣に取り組んでいました。なぞなぞのような問題を理解し、実物を見つけた時は「あーこれだ!」と大喜び。
全ビンゴしてしまうと「えーもう終わり?まだやりたい。またはじめからやりたい」お題を用意したサポーターとしては嬉しくもあり、今度は、すぐに見つけられない難しいものにしようと闘志を燃やしました。
人数分散したことで、同じ時間でもゆったり、じっくり観察出来ました。
サポーターとして初参加のメンバーの反応の新鮮さに刺激を受けました。贅沢な感想ですが、継続メンバーと新規メンバー、他学年が混ざって生まれるクラブの空気感が今は分担されてしまっているのが残念です。
この日に観た草木が、季節ごとに変化していくようすをメンバーと観るのが今から楽しみです。お題以外にもナナフシ、シャクトリムシ、トカゲ、カナヘビ、サワガニ、アオダイショウなどたくさんの生き物たちが盛り上げてくれました。