まきのはら水辺の楽校(静岡県)
小麦の脱穀とトーミ
麦ストロの作製
春ジャガイモとカブを食べる
小麦脱穀後に、土嚢袋に入れて足踏みして、穂から麦を分離した後に、風選別器のトーミで、藁と小麦の実を振り分けする活動に、一生懸命に取り組んでいました。
少し収穫時期が早かったので、未熟の実も有りましたが、本日は20㎏位の小麦が収穫できました。各自、自宅に500g程度持ち帰り、全紛にして食べる事にしました。
昼を挟んだ活動となっていたので、午前中に収穫した春ジャガイモを、蒸かして食べました。無茶苦茶、美味しいと言って、もっと欲しいと言っていました。頑張って、もう一度、脱穀とトーミを行えば食べれると伝えて、2回目の作業を開始しました。
飽きた頃に、小麦の穂をハサミで切断して、残りの藁を活用して、麦ストローの作製を行いました。取り合えず1人20本程度製作して、残りの麦の束を自宅に持ち帰り、学校のお友達と一緒に麦ストローを作ると言っていました。
食物としての小麦は、色んな物に変化しますが、麦藁として直ぐに活用できるものとして、プラスチックストローの削減として、麦ストローが有効に利用できることを、体験から学んでいました。使い終わったら、花壇やプランタ等に入れれば、いづれ腐食して、花や野菜の栄養分として、寄与できることを、体験から学んでいました。
本来は、活動場所で脱穀・トーミを行いたかったですが、雨模様となり室内での活動となりました。ただし、今年は、梅雨入りが早かったので、ちょうど良かったです。
残り半分程度の小麦の脱穀とトーミが残ると共に、大麦は6月中旬まで、サバ掛けで大麦を乾燥させて、脱穀とトーミを行いたいと思います。大麦は製粉にしなくても食べれるので、麦飯や麦茶づくりにチャレンジできればと思います。真直ぐで綺麗な麦藁を選別して、穂を切取って、麦ストローも作ります。沢山、麦藁はあるので、近隣の保育園や幼稚園等に配布も検討しています。リサイクルできないプラスチックストローの削減にも、寄与できればと思います。