けいちゃん たんけんたい(滋賀県)
前に「葉っぱラッパーズ探偵団・葉っぱあわせ」で葉っぱのスケッチをしたときに、葉には細かい葉脈があることに気がつきました。そこで「子供の科学」という雑誌に「重曹で葉脈標本」という実験が載っていたのでチャレンジしてみました。実験には「硬めの葉がおすすめ」と書いてあったので、いろいろな硬い葉を集めました。サポーターと一緒に葉を重曹湯で煮て酢につけた後水洗しました。メンバーが、葉を水で洗いながら歯ブラシでトントンたたいて、葉肉を落としました。その後葉を漂白剤につけて水洗後、新聞紙の上で乾かし、画用紙に乗せてラミネートしました。お気に入りの標本は3つでき、全部南天の葉でした。
・幼稚園の帰り道、実験に使う硬い葉を探してうろうろしていると、幼稚園のお友達が、「私も手伝ってあげる。」と言ってくれて、硬い葉を一緒に集めてくれました。お友達は「硬い葉で何するの?」と聞いていました。
・葉肉を落とすときには、「あ、モラモラ(葉肉)がだんだんとれてきた。」と言いながら歯ブラシでトントンたたいていました。サポーターが「もうそろそろできたんじゃないの。」と言っても、「端っこにまだモラモラついてる。」と言って、きれいにとれるまで頑張っていました(写真左)。
・「うまいことできた。」お気に入りの標本が3つできると、1つは自分ので、もう1つは葉を集めるときに手伝ってくれたお友達にあげて、もう1つは幼稚園の担任の先生にわたすメッセージカードに貼ると言っていました(写真右)。
・葉肉をとるときに、葉脈が破れずに葉肉だけうまくとれるとおもしろかったようです。大人が歯ブラシで葉をたたくと、力が強すぎるせいか葉脈が破れてしまうことがありましたが、メンバーの力位が丁度良かったみたいです。
・今回いろいろな葉の標本を作ろうと思いましたが、南天の葉以外はうまくいきませんでした。サカキはやわらかく溶けてしまい、サザンカは歯ブラシでたたいてもカチカチで葉肉がとれませんでした。やはり葉脈標本にむく葉があるとわかりました。
・葉肉をとることは根気のいる作業でしたが、できあがると、葉脈ってこんなふうになっているのかとわかり、達成感もありきれいなので、他の葉でも挑戦したいです。