キャンパーズ(福岡県)
雲仙・普賢岳の霧氷を見に行きました。「霧氷」とは樹木が氷の結晶に覆われた状態になることで、気温0度以下の日に霧や雲が発生していることが条件となります。 この水分が風で木の枝に吹き付けられ、氷の結晶となって木々を覆うのです。山に白い花がつくように見える事から、地域では「花ぼうろ」とも呼んでいます。
この日は風が無く天候が良くて、山頂は気温が低かったのですが快適な登山となり、青空に映える立派な霧氷や山々の景色を楽しみました。
寒い中登った甲斐がありました。今までで最高に条件が良く、青空の下での霧氷を楽しみました。新年最初の登山だったので、山頂の神社に初詣も出来ました。普賢岳や山々が今後も災害がなく安全に登山を楽しめるようにお祈りしました。
島原市の自宅から普賢岳を見ると雪も見えず、天気が良かったので霧氷は溶けたか思いました。登ってみると島原市と反対側になる山の斜面は真っ白で驚きました。同じ山でも方向によって、陽や風の当たり方の違いで、全く違う表情を見る事が出来る事に気付きました。
普賢岳はまだ活動をしており、山頂からは高温の蒸気が見えました。その山肌にも霧氷がついていて、白い花が満開の様で幻想的な景色でした。とても感動しました。
今回は登りだけはロープウェイを利用し、下山は徒歩で降りました。子どもでも気軽に楽しめるコースで、長崎県では唯一の霧氷や積雪のある山だと思います。もっと多くの親子が、貴重な雪山での体験に親しんでほしいと思いました。帰りに雲仙温泉で暖まり、地球の恵みを実感した1日となりました。