まきのはら水辺の楽校(静岡県)
竹ひごを各自で削り出しを行って、紙に来年の目標を絵や文字で描き、凧づくりを行いました。製作した凧は、隣接する静波海岸で、凧あげを実施しました。
子供達が事前に採取していた竹を、定尺の長さに切りそろえて、鉈で竹ひごの幅のサイズに切りそろえて、ナイフ等を活用して、子供達が竹ひごを造り、凧の骨組みを作り上げました。続いて、来年の目標を紙に、絵や文字を記載して、竹ひごの骨組みに張り付けて、凧づくりを完成させました。
つくり上げた凧は、会場に隣接する静波海岸で、凧あげにチャレンジしました。
当日は、凧上げには不向きな麗らかで、微風の日となってしまったので、凧を上げる事が難しい子供達も居ましたが、数名の子供達の凧が、大空に舞い上がりヤッターと、喚起していました。
凧上げの目的は、年の初めに、子の誕生を祝い、無事に成長することを祈る儀礼として凧揚げが行われたことが、由来もある事を伝えて、うまく凧が上がらなかった子供達は、風が少し強い日に、再チャレンジを行うよう指導するとともに、うまくゆかない場合は、来年1月の活動時に、再チャレンジする事を約束しました。
今回の竹は、子供達と一緒に放置竹林の竹を切り出して、凧づくりにチャレンジしました。全てを手づくりにこだわって、竹の切出しから、竹ひごを子供達がつくり、紙を貼って、凧揚げにチャレンジしました。モノづくりの大切さを、体感したのではないかと思います。
凧を飛ばすという事は、凧が大空に飛び立ちたいという感覚を、自分と風(自然)と一体となって、体感する事により、凧を飛ばせるようになります。凧を空に上げるために、一生懸命に走っても、疲れて止まってしまうと、凧は地面に落ちてしまう事を、体験から学びました。
少し我慢して、良い風が着た瞬間を捉えて、凧を手元から離して、糸を送り出すと、空に向かって凧が舞い上がる事を、体感から学んでしました。色んなタイミングを五感をフル稼働して凧揚げにチャレンジしていました。