竹の子エコクラブ(埼玉県)
低学年は「葉っぱ合わせ」
雑木林の中に入って、葉っぱを2枚ずつ5種類、集めてきて、ブルーシートの上に広げて順番にペアを見つけるゲームをしました。
高学年は「木の葉っぱが吸収する二酸化炭素の量を調べてみよう」
雑木林の中に入って、自分の気に入った木を見つけて、幹のまわりをメジャーで測りました。活動場所の雑木林の木は、ほぼ高木なので、地面より1.2mの高さをメジャーで測り、そこの幹の太さを測りました。何の木を選んだのかは、サポーターが樹木の名前をその場で教えました。その後、ワークブックを配り、計算は、家でゆっくりしてもらうことにして、木や雑木林と人間の暮らしについて話しました。
トラスト地なので、特別に許可をもらって入ったのですが、まず、草をかき分けて進んでいくと服にびっしり付くひっつきむし(ヌスビトハギ)に、みんなびっくり!歩くと跳ねるバッタやかさこそ逃げるトカゲ、人間がひっかかる大きなジョロウグモと巣に喜んだり、嫌がったり。低学年のメンバーは、いろんな種類の葉っぱを集めようと、たっぷり時間をかけて吟味していました。高学年のメンバーは、どの木にしようかと、なかなか決まらない。あるサポーターが、こんなに木の種類があると思わなかったとつぶやいていました。低学年メンバーの葉っぱ合わせは、楽しんでいました。順番がくると穏やかに、どれかなぁと探して、ギャラリーは、ほっこりとした気持ちになりました。
低学年は葉っぱを、高学年は樹木をじっくり観ていました。雑木林の観察は、結構しているのに、活動の目当てがあると、また違った視点で集中出来て面白いと思いました。
ワークブックを活用して、違う取り組みもして欲しいと思います。