竹の子エコクラブ(埼玉県)
小学校ビオトープの草刈りや木の伐採の手入れをしました。なかなか入ることが出来ずにいた学校ビオトープなので、まず、生き物や野草の花などを観察。クビキリギスやショウリョウバッタ。池の中には穂をつけたガマ。キチジョウソウの花。その後、子どもたちにも使い易いガーデン挟みで、根を抜かずに草刈り。同じような種類の草に覆われると、生き物も限られちゃうし、みんなも観察しづらいと説明。萌芽更新に成功したクヌギも改めて観察。もうかなりな大きさなので、サポーターだけで、伐採。もう1度萌芽更新を期待する。刈った草は、ゴミにしないで、生き物のすみかになるように柵代わりに積み上げた。
密集を避けるため、ビオトープのある竹間沢小の4年生以上のメンバー限定活動にしたのですが、サポーター任せにせずに、汗を流して作業をしていました。終わった後、観察し易くなったビオトープを見て、自分たちがやったと満足そうでした。ガマの穂に興味津々。フランクフルトだと言ったり、解体して、中のふわふわを出していました。
大人で作業してしまうことは簡単なのですが、やはり子どもたちが作業をすることの大切さを改めて感じました。
環境教材でもある学校ビオトープですから、手入れをしながら、生き物のすみかについて考えるきっかけになればいいと思いました。