津田沼イオンチアーズクラブ(千葉県)
千葉県九十九里浜の県保有林が松くい虫と東日本大震災の津波の被害でほとんど枯れてしまいました。そこに新たに津波の被害を食い止めるための防災林を作るのでその植樹のお手伝いをしました。
参加者は400人ほどで、1人目標は10本と言われましたが広い場所で元々保有林が枯れた場所を慣らしただけなので、シャベルで掘っても根っこがいっぱいあって、とても大変でした。ですので、一緒に参加している大人に大きなスコップで穴を掘ってもらい、クロマツ、広葉樹と交互に植えて行き、頑張って20本も植えた人もいました。
私たちが植樹している場所から50m位遠くに3mほどの土手が見え、その向こうが海だと教えてもらいました。そこを乗り越え津波が押し寄せ、ここら辺全部の木が枯れたことを知り、津波の怖さを実感しました。
私たちが植樹した木が大きくなって防災林の役目を果たせるようになるとうれしいです。
植樹した場所の土は砂だらけで貝が腐ったようなにおいがしました。栄養が少ないので、掘った穴には木を植える前に肥料を入れ、その上に土を又かけて根っこが痛まないようにしてしっかり植えました。大震災から8年もたっているのにまだまだ大変な場所があることを知り、こういう機会があれば又、お手伝いしようと思いました。