明治幼稚園(福岡県)
今日は待ちに待った、サツマイモの収穫の日です。
朝から降り出したあいにくの雨のため、収穫は年長組だけで行うことになりました。年中組と年少組は残念ながら急きょ園でお留守番です。
葉やツルをカットしてマルチをはがした畑で、こどもたちはサポーターに手伝ってもらいながらサツマイモを収穫しました。
天候不順の影響が心配されましたが、畑からはしっかり育ったサツマイモがみかん箱3箱分も収穫されました。
サポーターのみなさんは、前日からツルや葉をカットしたり、当日もこどもが来る1時間以上も前からマルチをはがしたりと、準備に大忙しでした。
畑にはコオロギやバッタ、ツチガエルなどさまざまな生き物がいました。
マルチの下からはスズメガの仲間(エビガラスズメ?)と思われるサナギも出てきました。スズメガ類のサナギはサツマイモに色が似ていて、間違ってうっかり触ったサポーターが悲鳴を上げていました。
また、今年もヒバカリがいました。ヒバカリは園のこどもにも人気があって、昨年見つかったヒバカリが1匹、園で育てられています。今年見つかった2匹も園に引き取られることになりました。
こどもたちはみな大興奮でサツマイモ掘りを楽しんでいました。
サポーターの皆さんは、収穫を手伝ったり、記念写真を撮ったり、収穫しやすいように土をやわらかくしたり、雨にぬれないようにこどもに傘を差し向けたりと大忙しでした。
畑には、サツマイモだけでなく、サツマイモに食害をなすナメクジやスズメガのこども、またコオロギやバッタの仲間、そしてそれらを狙うツチガエルやカナヘビ、さらにはヒバカリやヒミズまで、さまざまな生き物が住み着いていることがわかりました。
畑という小さな世界にも、たくさんの生き物たちのつながりがあるのだなと思いました。
今回見た生き物 : ショウリョウバッタ、ツチガエル、ヒバカリ、ニホンカナヘビ、スズメガの仲間(サナギ)
これまでに見た生き物 : ヒミズの仲間、コオロギの仲間、ナメクジ