こども園こうほく風の遊育舎(秋田県)
園のエコ委員会さんが作ったキエーロコンポストを実用している様子です。
1枚目の写真:昨年の年長組さん畑でトウモロコシを収穫した後、残った茎をキエーロ(コンポスト)に入れ、きれいに整えてくれた時の様子です。
2枚目の写真:半年後の分解された様子です。左手側の茶色い盛り上がりに見える茎状のものはトウモロコシの茎です。
奥に見える緑色の天板がある箱がキエーロコンポストです。
昨年年長組さんが枝豆を育てました。
採れたてをすぐにキッチンで茹で上げてもらうと
「いいにお~い」
部屋中が枝豆の香りに。
そして実食。
一口目で「うわ!なんだこれ!!うまい!!!!!」でした。
後日、
「枝豆すごくおいしかった!」
「君たちがお世話してくれているキエーロ(コンポスト)の栄養がいっぱい詰まっているからだよ。」
「そうか~」
と頷く子どもたちでした。
この枝豆栽培の際に使用した「栄養」は初代のキエーロコンポスト内容物が土に還ったものです。
この体験があったせいか、トウモロコシの収穫後も積極的にキエーロコンポストに入れてくれました。
自分たちで畑を掃除したものが土に還り、それが「美味しいの素」になることにみんなで感心していました。
キエーロは黒土で満たして、それに生ごみなどを埋めて土をかぶせて微生物に分解してもらうコンポストですが、うちの場合は、キエーロコンポストがいっぱいになったらゴソッと引っこ抜いて(底板が無いんです)別の場所に移動しながら応用的に使っています。