まきのはら水辺の楽校(静岡県)
ジャガイモの収穫と畑の整備を行いました。
畑に埋もれているジャガイモを掘り当てるたびに、有った有ったとの喚起が上がっていました。何でこんなに大きな、お芋が取れるの?との質問には、ジャガイモは酸性の土壌(土)を好んで、乾燥しすぎないように、皆で育てた麦藁・稲藁をジャガイモの苗の周りに敷き詰めて、雑草に栄養を吸い取られないよう、大切に育てているから大きく育つ事を伝えると、藁もジャガイモの栄養になっているとの質問には、正解の答えを伝えると、満面の笑顔で喜んでいました。継続して、活動に取組んでいると、色んな食物連鎖の仕組みを体験から学んでいます。ジャガイモの収穫量は100㎏程度収穫して、今までの活動中でも、最も多く収穫できました。収穫後に、スイカの苗と落花生の苗の植付けを行いました。勿論、苗の周りには、藁を引き詰めて、雨の日や強風の時に、直接、土が葉っぱに付かないように工夫しています。葉に土が直接付くと、光合成の妨げになったり、病気になったりすることを伝えると、丁寧に藁を敷き詰めていました。
野菜は美味しく頂き、その後に残る藁や野菜等の茎葉っぱを、土にまぶして、土の中の微生物が捕食して、分解して、肥沃な土を作り上げている事を説明すると、驚いていました。それだけでは、栄養分を補えないので、鶏・牛等が野菜等を食べて、糞尿として排出された排泄物に、藁をまぶして、より栄養価の高い有機肥料を作り上げて、畑に散布している事を説明すると、驚いた表情を浮かべていました。