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どろだんご作り

土の中には石や砂やねん土など、いろいろな大きさのつぶがふくまれています。土の中にふくまれているつぶの大きさやその割合によって、土の手ざわりが変わってくるよ!土に水を加えてこねたときに土がネトネトなら小さなつぶのねん土が多く、ザラザラだと大きなつぶの砂が多いんだ。土にふくまれるそれらのつぶのちがいをうまく使いながら、いろいろな土でどろだんごを作ってみよう!

サポーターの皆さまへ:本プログラムのねらい

準備

用意する土
畑、校庭、林や田んぼなど、身近な場所の土。
※水をくわえてこねた時に手ざわりがザラザラしていない土の方が、作りやすい。土の量は1リットルのペットボトルぐらいあるとよい。
用意するもの
土を採取する袋、トレー(3つくらい)、土をふるうもの(園芸用のあみや水切り用ネットでもOK)、水、どろだんごをみがく布(古着の切れはしなど。古いストッキングやジャージなどがオススメ。タオル生地などけばだっているものはNG)。

進め方

  • 採取した土から植物の根や葉、虫などの生き物を取りのぞき、かわかす。風がふくと少し飛ばされるくらいよくかわかそう。かたまりができていたら、くだいておこう。

  • かわいた土を1/3ほど取ってトレーに入れる。

  • 残りのかわいた土の半分をふるって、仕上げのみがき粉の役割をする細かい土を作る。→別のトレーに入れておく。

  • 残ったかわいた土に水を入れ、ネトネトの状態にする。

  • ④の土を両手ですくい、ギュッとにぎってだんごを作る。だんごにする時に水が多いようならかわいた土を少しまぜて、だんごが作りやすいように土を調整していく。

  • ②の土を⑤のだんごに少しずつ足して、しっかりと水分をしぼりながら丸く固いだんごにしていく。

  • かたいだんごができたら、③の土をだんごの表面に少しずつふりかけて表面をやさしくなでてデコボコのない表面にしていく。
    注意!)表面をなでるときには、ゴシゴシとこすらないようにすること!もしひび割れてきそうになったら、いったんかげぼしして少しかわいてきてから、また始めよう。

  • 表面がかわく(白っぽくなる)まで、向きを変えながら⑦の作業を続ける。1〜2時間がんばると、ふりかけた土が息をふきかけると全部飛ぶくらいになるよ!ここまでくればゴールはもうすぐ!

  • デコボコがなく表面がかわいた球状のだんごになったら、③の仕上げ用土を「手につけて」、強く表面をみがいていこう。この時、手についたよごれはこまめにふき取ること★

  • ツヤツヤ・ピカピカしてくるまでみがいて、最後に布でみがいてフィニッシュ!!

    ※土の水分のじょうたいによっては、どろだんごの中までかわくまでに、数日かかることもあります。かげぼしして、形を整えながら数日待って、少しかたくなってきたら、ガラスビンの口などを利用してだんごをまわしながら押さえるようにみがくとまんまるに近づき、どんどんピカピカになります。

  • どんなどろだんごができたかな?土を取った時、土にさわった時、どろだんごを作った時に感じたこと、わかったことを記録シートに記入して、クラブの仲間でそれぞれが作ったどろだんごを見せあいながら発表しあおう。

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