玉一アクアリウム(兵庫県)
今年もナーセリーの「1.17のつどい」で明かりを灯す竹灯明台を作るため、小学生から大学生までのメンバーとサポーターが集まって明石川中流の土手の竹林で若くて太いマダケをノコギリで切って、それをみんなで切り分けました。竹を斜めに切った竹灯明台に心を込めて文字を書き入れた後、すぐ近くの明石川中流で調査をしました。
竹灯明台づくりは、みんな真剣にノコギリで竹を綺麗に切ろうと頑張って切っていました。調査は1時間で、オイカワの幼魚~未成魚約250匹、カマツカの未成魚3匹、ギンブナの成魚2匹、カワヨシノボリの成魚2匹、ドジョウの成魚1匹、ミシシッピアカミミガメの未成体~成体4匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約300匹、スジエビの未成体~成体約20匹、テナガエビの未成体1匹、ガガンボ属の幼虫2匹、ユスリカ科の幼虫約20匹、コガタシマトビケラの幼虫3匹、シロタニガワカゲロウの幼虫1匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫3匹が捕れました。
竹灯明台を作ることは、阪神・淡路大震災の事を思い出すので、とても大切だと思いながら作りました。調査では外来生物のミシシッピアカミミガメの未成体~成体4匹が捕れたので、畑の肥料として持って帰りました。冬の間はミシシッピアカミミガメは捕りやすいので、生物多様性保全のために沢山捕まえたいです。
報告担当:NR(高1サポーター)