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活動レポート

活動レポート

木津川・流れ橋の観察

高槻市立第六中学校・自然観察同好会(大阪府)

活動日:

2023年09月18日

実施場所:

木津川・流れ橋

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 防災 防災

活動のSDGs:

  • SDGs:住み続けられるまちづくりを
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

先日の大雨で橋桁が流れたので木津川の観察と橋の見学をしました。淀川を上ると八幡市で桂川、宇治川、木津川に分かれます。この3つの川は最終的に合流してひとつの川「淀川」となります。その3つの川が合流する地点は八幡市にあり、三川合流地点と呼ばれています。この三川合流地点から約6kmのところに上津屋橋(こうずやばし、通称流れ橋)があります。橋長(全長)356.5 m、幅3.3 mの木造の橋です。歩行者と自転車の専用橋となっていて、周辺住民の生活道路の一部として利用されています。流れ橋(ながればし)とは、固定されていない橋桁(はしげた)が洪水の際に流れてしまうことを想定した橋のことで、橋脚は流失せず、残された橋脚の上に新たに桁を架けることで簡単に復旧できます。ロープなどで橋桁をつなぎとめることによって回収しやすくし、桁を新造する必要がないため、復旧コストを抑えることが可能となっています。また周囲に電柱がなく、近代的な橋とは違う様相なので、時代劇の撮影ロケ地としてよく使われています。

参加者のようす

木津川の京奈和自転車道は道幅も広く、走りやすいです。

感想・気づいたこと・考えたこと

橋桁が流れることによる災害や復旧費用を少なくするしくみは素晴らしいと思いますが、こんな高さまで増水することが驚きです。1ヶ月経ちますがまだ整備作業は始まっていません。河川公園は淀川ほど整備されていません。木津川は砂が多いような気がします。

高槻市立第六中学校・自然観察同好会のみなさん、活動レポートを送ってくれてありがとう!
ふだんの活動場所で、とても貴重(きちょう)な観察を行いましたね。いつもはおだやかな川も、時と場合によっては恐い川にもなることをしっかりと実感(じっかん)したようですね。流れ橋の技術が施(ほどこ)されているということは、3つの川が合流したあとのその地点では、たびたび増水(ぞうすい)で橋が流されていたのでしょう。その橋を復旧(ふっきゅう)しやすくするその技術(ぎじゅつ)は、むかしの人たちから受け継ぐすばらしい知恵(ちえ)だと思います。私たちの生活は、むかしの人たちからの知恵の積み重ねで成り立っていて、そこから新たな知恵も生み出されています。みなさんも活動の中でたくさんの知恵を生み出していると思います。ぜひ、その知恵を多くの人に発信したり、後輩(こうはい)たちに引き継いでいってくださいね。また、増水後に生態系(せいたいけい)にどのような変化があったかのレポートも楽しみに待っています。(^^)
エコまる
高槻市立第六中学校・自然観察同好会のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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