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活動レポート

活動レポート

災害時を想定したポリ袋調理

環境未来館こどもエコクラブ(栃木県)

活動日:

2022年11月26日

実施場所:

宇都宮短期大学の調理実習室

参加メンバー&サポーター数:

13人

活動の分野:

  • 生活・省エネ 生活・省エネ
  • 防災 防災

活動のSDGs:

  • SDGs:すべての人に健康と福祉を
  • SDGs:気候変動に具体的な対策を

活動内容

 栄養士の先生方にご指導いただき,ポリ袋を使った調理(パッククッキング)を行いました。
 最初に講話を聞いて, JDA-DAT(日本栄養士会災害支援チーム)のことや災害時の食について学びました。
 それから調理実習を行い,「チキンピラフ」と「切干大根のサラダ」を作りました。チキンピラフは,ポリ袋に無洗米と水,缶詰の焼き鳥などを入れて湯せんにかけました。ポリ袋は,高温に耐える高密度ポリエチレンのものを使用します。切干大根のサラダは,ポリ袋に切干大根と水,キャベツ,塩昆布などを入れ,手でもみもみするだけでできました。
 それぞれ自分で作ったものを楽しくおいしく食べ,片付けもきちんとして終了しました。

参加者のようす

 今回はクラブとしても初めて活動する場所だったためか,スタッフも参加者もいつもと違う緊張感で始まりましたが,講師の提案で参加者も自己紹介を行い,和やかな雰囲気になっていきました。講義や調理の説明では特にサポーターの方々が真剣に聞く様子が見られ,関心の高さがうかがえました。調理実習ではメンバーも水を量ったりキャベツをちぎったり,積極的に取り組んでいました。
 メンバーからは「おいしかった」,「キャンプでやってみたい」,サポーターからは「災害に対する備えについて勉強になった」,「災害時にも野菜が摂れる調理法が分かり安心した」,といった感想が聞かれました。

感想・気づいたこと・考えたこと

 今回の湯せん調理では,湯せんに使う水は飲用でなくてもよいので,飲用水が不足する災害時でも役に立つ方法だと分かりました。また,ポリ袋から中身を出さずに,袋を開けてお皿の上に広げて食べれば,お皿を洗わなくてよいという工夫も学びました。
 災害によりライフラインが途絶えたときなど,もしもの場合を想定すると,いつも使っている水やエネルギーの大切さがよく分かりました。食べ物を大切にいただくことや,省エネを意識した行動につなげていきたいと思います。

環境未来館こどもエコクラブのみなさん、ポリ袋で作ったお料理がすごくおいしくできて良かったですね! 
ざんねんなことに、地球のおんだん化によって台風や大雨がたくさん起きるようになっています。電気や水道、ガスが使えなくなった時にどうやって食べ物を作るか、わたしたち一人ひとりがそなえておかなければならない時代になってしまいました。みなさんの活動は、これからの時代を生きるために、とてもだいじなことです。もちろん、そんな災害(さいがい)が起きないほうがいいのですが、もしも、ライフラインが使えないような時が来ても、みなさんが「食べ物のことなら、まかせて!」と言ってくれたら、まわりの人たちも元気になることでしょう。もちろん、キャンプなどの楽しむときにもやってみてくださいね^^
これからも、いろんなものにチャレンジして、レポートを送ってくださいね。楽しみに待ってます!
エコまる
環境未来館こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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