まきのはら水辺の楽校(静岡県)
昨年11月末に収穫したサツマイモを、地中で熟成させたサツマイモを掘り起こして、芋切干しづくりにチャレンジしました。
昨年11月に子供達が収穫した稲藁に包んで、畑の地中に埋めて熟成させたサツマイモを、スコップを活用して掘り起こしている際に、凄くいい香りがすると、発信していました。取り出したサツマイモは、甘い香りがしたと言っていました。早く食べたいと言っていました。
会場を鈴木邸倉庫に移動して、薪窯に種火を起こして、少しづつ薪を投入して、大きな炎にして、窯にお釜を載せて、お釜に水を入れて、水を沸かして、お釜の上にサツマイモを入れた蒸籠を載せて、じっくりとサツマイモを蒸しあげること90分。美味しそうなサツマイモが蒸しあがり、蒸籠の蓋を開けると、白い湯気と一緒にサツマイモの甘い香りが周囲に漂って、子供達はサツマイモの香りに魅了されていました。
熱々のサツマイモを蒸籠から取り出して、サツマイモの皮を丁寧に取り除き芋切干しを作ろうとする前に、我慢できない幼児は、新聞紙にサツマイモを包んで、無心にむさぼりついていました。見ているだけで、涎がしたたり落ちるほど、美味しいことが見て取れました。小学生は食べるのを我慢して、芋切干しづくりにチャレンジしました。
芋切干しづくりのポイントは、サツマイモが熱いうちに外側の皮を取り除くことと、多少、サツマイモが茹ですぎて、柔らかくなったくらいが丁度美味しい芋切干しができることを発見していました。また、昨年は、12月末に芋切干しづくりにチャレンジしましたが、外気温が高く、湿度が高かった影響なのか、干している最中に、サツマイモにカビが発生して食べられけなかったので、今年は1ヶ月遅らせて、芋切干しづくりにチャレンジしています。1週間ほど経過して、参加者からは芋にカビが発生したとの報告は確認してないので、全員、美味しい芋切干しが、出来上がったと確信しています。芋切干しは保存食として、活用できることも知るために、2週間後の活動の時に、少しつづ持参して、芋切干し品評会を開催します。