【壁新聞道場!】たのもーーーう!滋賀県 その①
2016.08.24 掲載
滋賀県は12枚の応募があったよ!その中から3枚をご紹介。
今週は品川師範です。よろしくお願いしまーす!
滋賀県 その② その③ その④
NPO法人子どもネットワークセンター天気村こんぺいとうクラブのみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━
山・川・田んぼを地域から学ぼうという姿勢はすばらしいものです。自然素材をうまく利用して『生きる』→「楽しむ」「遊ぶ」ことを教える工夫に感心しました。この壁新聞はふつうの壁新聞をまねして作っていませんね。その工夫が面白いと思いました。文字がおどっていますので,どれがタイトルでどれが解説か,わかりにくくなっています。それがちょっと残念なところですが,面白い試みと思いました。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★
応募用紙の壁新聞タイトルの「地球はでっかい遊び場だ!」が書かれていませんね。それでも壁新聞からタイトルのようにみえるので不思議ですね。壁新聞に登場する大きな魚は,ニジマスでしょうか?さばいてたべたという興奮気味の報告がのっていますが,七輪で焼いて食べたというのは初めての体験だったのでしょうか?面白かったでしょうね。人間も生き物を食べて生きています。この意味することをいつもよく考えておいてほしいと思います。自然の力の大きさとその自然への感謝をみなさんも忘れないで下さいね。
たまてばやしの会のみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━
わずか20人の活動が壁新聞にうまくまとめられています。かんたんそうに作っていますが,写真や文字のバランスはよくできています。写真がかたむいて貼ってありますが,リズム感があり,思わず引き付けてくれます。「たまてばやし」というのは竹林の名前なんですね。壁新聞にのっている竹林の写真を見ると,竹林の中の方はずいぶん込み合っていて,良い生育環境には見えません。来年は地域の人たちと力を合わせて竹林整備作業をもっと進める必要を感じました。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★
また,地域の人たちも加わってサツマイモの苗を植えていることから,来年からはみんなでサツマイモの苗を育ててはいかがでしょうか?また,かまどを作ったくらい地域の人々の技術力は高いことから,このかまどの隣に竹炭を作る炭焼きがまを作ってはいかがでしょうか。竹炭は水質浄化や土壌改良にも使える優秀な農業資材で,いろいろなところで活躍しています。
油日小学校エコ委員会のみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━
薬草作りという地域で特有の文化を上手く取り入れ,啓発のために寸劇をやっているというにはおどろかされます。しかも薬草から発展して染め物にたどり着いています。紫根染,アイのたたき染など大人の染め物教室でも取り上げるのはむずかしい染め物を体験しているのには感心しました。さらにササユリの球根培養という素人では手を出せないような高度な技を使っていることに感動しました。
さらに地域活動では,「親子で学ぶ環境フェスティバル」では,学年ごとに出し物を決めて活動をしています。このようにすれば小学校を卒業するまでには,一通りすべてのプログラムをマスターすることが出来ます。とても面白い仕掛けと思いました。良い工夫と思いますが,マンネリにならないように少しずつ工夫をしていくことが大切です。
壁新聞は写真と文字のバランスがとてもよくできています。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★
壁新聞のタイトルは応募用紙に書いた「くすりの町甲賀町のビオトープに薬草園ができた!」より壁新聞に書いた「……でござる」の方が合っていますね。
企業の協力と支援があったとはいえ,それを小学校の学年別のプログラムとして,授業化したことは大変な工夫だったのではと想像しています。また,エコ委員会のアメリカザリガニ駆除活動が認められて「地域環境保全功労者賞」をいただいていることから,保護者の方々を含め,スタッフや参加してくれた子どもたちの熱意が伝わってくるようです。子どもたちが大きくなってもまだアメリカザリガニがいると思いますので,この駆除は続けて欲しいと思います。環境学習のネタはどこにでもひそんでいます。いくつかの環境保全プログラムを組み合わせて効果を上げるのは良い工夫だと思います。
品川師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
滋賀県 その② その③ その④
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