2015.08.26 掲載
熊本県は13枚のかべ新聞の応募があったよ!その中から2枚をご紹介。
今週は西澤師範です。よろしくお願いしまーす!
益城町「広西地球環境クラブ」
① |
② |
広西地球環境クラブ①の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━
まず新聞タイトルの文字に目を見張ります。1年間勉強した「湧き水」のような水の勢いを感じる文字です。そして、今年の活動テーマ、そしてなぜそのテーマを選んだのか、その理由が書かれてあり、リード文を読んだだけでも1年間の活動についてよく分かる構成(作り方)になっています。
また、黄色の葉っぱ型タイトルをうまく見出しに使ったことで、それぞれの活動についての紹介もうまくまとまっています。その中でも私が「これはおもしろい」と思った活動は、実際の生活で湧き水を利用している活動です。湧き水を利用してみて初めて、湧き水の良さ、ありがたさが分かります。実際に水のきれいさを目でみたり、手を洗ってその冷たさを感じたり、五感を使っての体験学習ができ、毎日の生活の中で湧き水が使えるなんて一石二鳥の活動です。
また、湧き水マップを作った理由がすてきです。湧き水がある風景を、これからも残していきたいという思いが伝わってきます。 毎年でなくても、引き続き湧き水調査を続けて記録に残していくことが大切ですので、今回の湧き水マップが後はいに引きつがれていってほしいです。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★
熊本県が、益城町が、湧き水が豊かであることを、フォトコンテストでも情報発信していますが、みなさんの周りの人にはどんなアピールをしていますか。 地域の人たちに地域の宝である湧き水についてどのように知らせているのでしょうか。周りの大人たちは、この湧き水を皆さんと同じように大切だと思っているのかな。次はそのあたりもぜひ教えて下さい。
また、湧き水のおいしさ比べの表をとても興味をもって見ました。緑茶や紅茶などいれた場合、それぞれの湧き水の味は同じ結果になるのかな。 水の硬さと水のおいしさの関係など調べてみるのもおもしろいかもしれません。
広西地球環境クラブ②新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━
「広西エコリンピック2014」は、テーマを5つに分けて、活動全体がよく見えるように書かれていて、読んでいる人が一気に最後まで読みたくなる良い新聞 です。
学校では、クラスや委員会で日常的に環境活動を実践している様子もよく分かります。とりわけ、私がびっくりしたのは、すべての委員会がエコ宣言をし て、それぞれの委員会でできる環境活動をおこなっているところです。たくさんの学校の委員会が環境活動をしている報告をよく見ますが、環境委員会だけでの 活動が多いような気がします。その中で広西地球環境クラブはすべての委員会が環境を意識して活動しているところはすごいです。また、学校だけでなく、お家の人とともに行う活動が定着していることがよく分かります。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★
毎日いろいろと環境活動をやってみて、みんなどう思っているのかな? いつも楽しいのかな、たまにしんどいなあと感じることはないのかな? 新聞にみんなの声を書いてもらうと、みんながどんな気持ちでこの活動をしているのかも伝わってくると思います。
それから広西エコ検定のコーナーのクイズはけっこうむずかしかったです。みんなよく勉強しているなあ。ただ、せっかくのエコ検定なので、地域独自のエコクイズにして、周りの大人に試してみたらどうでしょう。たくさんクイズができれば、広西エコ検定の本ができてしまうかも。
これからもこのまま活動を続け、そしてかべ新聞で毎年の活動をぜひ報告してください。続けてやっていくことはとても大変だとは思います。毎日続けることで資源やエネルギーを少なく使う生活が広西地球環境クラブのみんなにとって小学校を卒業した後も「あたりまえ」になって行くことを願います。
西澤師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
ご意見ご感想もお待ちしております!
〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町1-4-16 馬喰町第一ビル9階
公益財団法人 日本環境協会
TEL:03-5643-6251 FAX:03-5643-6250
Email: j-ecoclub@eic.or.jp
2013年度の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201501071712.html
2012年度の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201204191131.html