2015.06.10 掲載
鹿児島県は14枚のかべ新聞の応募があったよ!その中から2枚をご紹介。
今週は中山師範です。よろしくお願いしまーす!
出水市「荘中ボランティアチャレンジ」
B班 | D班 |
荘中ボランティアチャレンジ B班のみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─
まず新聞の見出しにあるレタリングにおどろきました。文字の配置や大きさなどが、記事全体のバランスがとても上手だと思います。羽数調査の結果をグラフで表すことで、読み手が増加数を一目で理解できるようにも工夫されています。最大羽数を主張する文字も、色紙で強調されていて、うまく余白を使っていますね。新聞ではこういう目をひくものがあると、ちょっと読んでみようとみんなが思ってくれるものです。
マナヅルもナベヅルも4羽家族が減って3羽家族が増えたとのことですが、その結果はどうなったのか? 理由は何だったのか? この新聞の考察を受けて、ぜひ次回の新聞で教えてくださいね。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★
羽数調査の結果を表したグラフの中で、数が大きく減っている年、増えている年がありますね。特に減っている年というのは、大雪であったり食べ物が少なかったりと、何かしらの理由が、日本もしくは繁殖先で起こった可能性が高いのではないかと思います。そのことも調べてみて記事にすると、より新聞の内容がふくらんで、もっとよくなるのではないかと考えます。次回の新聞を期待して待っていますね。
荘中ボランティアチャレンジ D班のみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━
ほどよい写真の枚数や色使いで、とても読みやすい新聞になっています。私も経験がありますが、冬の調査は寒さがとてもきびしいですよね…。みなさん、よくがんばったと思います。
「ツルクラブを守ろう!」の記事の中にある、「自然は自分たちの手では変えられない。でも、その気候に合ったツルの住みやすい環境を人工的に変えることは可能である。」という一文は、まさにその通りだと思います。人がすこしの手間をかけることで、生きていくことが出来るようになる野生動物はたくさんいます。そういったちょっとした発見を、ツルクラブの皆さんの力で多くのお友だちに伝えていってほしいと思います。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★
ツルクラブのあらすじの中で戦前と戦後のツルの羽数について書かれていますね。この間に10分の1以下にまで減少してしまったというとても驚くべき数字があります。文字の太さや色を変えるなど目立たせて、他の文字と区別がつくようにすると、読んでいる人も「お、なんだろう?」と目を引かれて、ツルのこと、そしてツルクラブのことをより理解してもらえるのではないかと思います。
中山師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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