2015.06.03 掲載
静岡県は20枚のかべ新聞の応募があったよ!その中から2枚をご紹介。
今週は品川師範です。よろしくお願いしまーす!
静岡県 その② その③ その④ その⑤ その⑥ その⑦ その⑧
三島本町チアーズクラブ ①の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─
日本とドイツ,フランス,ブラジルの4つの国々の電気エネルギーの比較を取り上げ,自然再生エネルギーの利用を勧めています。とくにドイツやフランスの対照的なエネルギー政策を取り上げてみようとした意識は優れています。
難しい問題ですが,正面から取り組み,円グラフなどを使って理解を深める工夫がみられたのも素晴らしい方法だと思います。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★
応募用紙のクラブ紹介に「三島梅花藻(ミシマバイカモ)」の保護育成をおこなっていると書かれていて,初めてかべ新聞にこれがとり上げられた意味を理解しました。
エネルギー問題,バイカモ,地球にやさしい料理の三つの柱が「資源の大切さを考えよう」につながっていることに気がつかされました。多少組み合わせがちがっていても,環境という受け皿で論議をすると,いろいろな側面から物事を理解することが大切だということに気がつくと思います。このような考え方もあるということを身近な人にも教えてあげましょう。
三島本町チアーズクラブ ②の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━
タイトルは「資源の大切さを考えよう 未来のために 地球にやさしいクッキング」と長いタイトルがついているが,上の段には①ガスを大切にしよう,②水を大切につかってよごさないようにしよう,③生ごみをださないようにしよう,の3の目標が書かれてあり,これ単独でもすてきなキャッチフレーズと思います。さらに,ドライカレー,さくらえびのスープ,しらたまだんごを実際に作って,どのような工夫が効果的だったか,それをまとめた主張として「地球のことを考えて買い物・料理・片づけをすることなんだ」と書かれています。直接的ですが,とてもわかりやすい主張と思いました。
下段では地域に根ざした溶岩染め,茶んかけが紹介されています。地域性のあるテーマでまとめているのは,その地域を深く理解するためには重要なことで素晴らしいことです。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★
上段のクッキングにおける3つの大切さはよく理解できるのですが,やはり下段の2つ,溶岩染めと茶んかけだけは唐突な感じがしました。おそらく「資源の大切さをかんがえるため」の例題として,子どもたちが取り組んでいるバイカモの保全活動などから広がって,地下水をたくわえる三島ジオサイトと絶滅危惧種のミシマバイカモが紹介されているということですね。
地球にやさしいクッキングでは,なにがポイントとなるか説明がありますが,この後段の二つの重要性については,もっとていねいな説明がほしいと思いました。
品川師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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