2014.08.15 掲載
静岡県は29枚ものかべ新聞がとどいたよ!その中から三島市環境探偵団の4枚をご紹介!
今週は池田師範です。よろしくお願いしまーす!
三島市 「三島市 環境探偵団」
☆かべ新聞をクリックすると大きな画像で見られるよ☆
三島市 環境探偵団①の新聞を書いてくれたみんなへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━
富士山の森は近くでは出会わないような生き物がいたり、どうくつがあったりと、雄大な自然の中でいくつもの驚きがあったようですね。世界遺産となった富士山のようすが伝わってきます。野生のシカに出会えたなんてラッキーとも思いますが、それだけシカが増えているのかな?!シカが木をかじっていることを、この新聞を見た人も知ってびっくりするかもしれませんよ。また発見があったら教えて下さい。
みんなが生活で使っている電気についても勉強したのですね。難しい話も多かったと思いますが、自然のエネルギーである風の力で電気を作ったり、太陽の熱の力で料理をしたり貴重な体験ができたと思います。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・
自転車をこいで電気をつけるのは予想以上に大変だったでしょう。普段乗っている自転車より、きっとペダルをこぐのが重かったはずです。自転車のタイヤをまわすことで電気エネルギーを作っているのだけど、電気を作る分だけ、みんながこぐエネルギーが余計に必要になっているんです。
活動内容と感想に書いてあることを、①活動内容と、②その活動によって発見したこと、分かったこと、③新聞を見る人に伝えたいこと、④感想に分けて書くといいですよ。また、新聞の記事をいくつかのグループ(例えば、シカの話と富士山でみた地形や風景の話)に分けてまとめると、もっと分かりやすいと思います。はってある写真もそれぞれ、何の写真なのか、教えて欲しいなあ。
三島市 環境探偵団②の新聞を書いてくれたみんなへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━
"富士山のめぐみに触れよう"というフレーズは、読む人のきょうみをひくのでいいと思います。富士山の森の中を歩いている様子が実況中継のように伝わってきます。"富士山じゃないみたい"と思うほど、遠くからみる雪をかぶった富士山とのイメージが異なって、見渡す限り森だったのですね。富士山のきれいな"わき水"とともにミシマバイカモを見に行きたくなってきました。
自然エネルギー体験は多くのことをしましたね。たくさんの体験の中で、どれが一番心に残ったかな?!
自転車発電は、豆電球3つのうち1つつけるのも大変だったようですが、具体的に書いてくれたので、人のこぐエネルギーで発電する大変さがよく分かります。電気の作り方がいろいろあることを楽しく学べて良かったと思います。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・
記事を大きく2つ"富士山"と"自然エネルギー"に分けてタイトルをつけているので、富士山の話は全てまとめた方が分かりやすいと思います。活動内容として書いてあるネイチャーゲームはどんなことをして、地球温暖化の話はどんな注意点を教えてもらったのか知りたいなあ。新聞の下にまとめてはってある写真も、何の写真なのか分かるようにしてあると、もっとよくなりますよ。
"わき水"は地下を流れていた水が地面に出てきたものなので、それがきれいということは富士山の森によって作られた豊かな「土じょう」のおかげでもあります。「土じょう」は聞きなれない言葉かもしれませんが、かたい土と違って分解された落ち葉等も含まれていてフカフカです。森を歩いていて、フカフカに感じたかな。
三島市 環境探偵団③の新聞を書いてくれたみんなへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─
富士山について3つ、エコセンターについて3つについての話がそれぞれ枠をつけて分けて書いてあり、内容にあった写真がはってあるので読みやすいです。
緑のカーテンでは色々な植物が使われますが、ナタマメもあるのですね!ゴーヤもそうですが、食べられるものだと育てるのも楽しくなります。自転車発電は大変だったようですが、電気をつくるのが大変なことが体験できて良かったと思います。
雨で土が流されて根がむき出しになっていたり、たおれていた木がたくさんあったりしたのは元気な森なのか心配です...。たおれている木や落ち葉などは、みんながたくさん見かけた「キノコ」によって分解されていくのでしょうね。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・
せっかくたくさんの体験をしているので、初めて知る人にも分かりやすいように、説明がもっとあると親切ですね。例えば、緑のカーテンは何のためにするのかな?ツル植物がカーテンのように強い日差しをさえぎってくれて、室内の温度があがらないようにしてくれます。みんなに伝えたいことや自分たちがこれからしたいことがあったら、それも新聞に是非書いてください。
ソーラークッカーは太陽の力を使っていますが、太陽のエネルギーには光と熱があります。今回は太陽の熱を使ってジャガイモ料理をしたことになり、最近ニュースで耳にする太陽光発電は光を使っているんですよ。太陽の光エネルギーは植物が栄養をつくりだす(光合成といいます)ときにも必要で、地球は太陽からたくさんのエネルギーをもらっています。
三島市 環境探偵団④の新聞を書いてくれたみんなへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━
記事の1つ1つに説明がついているので分かりやすく、写真も効果的に使われています。感想の中に体験を通して分かったことと、これからみんながどうするか(川がよごれないようにみんなで協力する)が書いてあって、まとまりもいいと思います。
源兵衛川に入っている写真がありますが、夏でもヒンヤリとした水だったのではないでしょうか?!「どぶ川」と言われていたのは知りませんでしたが、今ではトビケラやミシマバイカモが見られる環境に回復したのは、地域の人の熱い思いと協力があったのでしょう。環境がこわれるのは簡単ですが、回復するのはほんとに大変です。
様々なエネルギーについては難しいことも多かったと思いますが、体験することでエネルギーを大切にする気持ちが育ってくれればいいと思います。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・
内容が広いので新聞の名前を「自然・エコ新聞」に決めたのはいい発想だと思いますので、記事にサブタイトルがあると、もっと分かりやすくなりますよ。例えば、「富士山の自然」「エコな乗り物」「太陽でクッキング」といった感じです。あと、文字の色はとくに伝えたいキーワードだけ色を代えると、パッとみやすくなると思います。
"エコ"という言葉は最近では色々な言葉にくっついていますが、どんな意味があるのかな?かなり広い意味で使われているのですが、環境にやさしいモノや行動を表していることが多いです。今度エコという言葉をみたら、何が環境にやさしいのか是非考えてみてください。ソーラークッカーは筒の中に料理するものをいれたのかな?鏡のようなもので光を一か所に集めると、その場所がどんどんあたためられて、料理ができるほどの熱になるんですよ。
池田師範、ありがとうございました!静岡県はまだ続くよ!お楽しみに!
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2013年度の壁新聞道場 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201310251020.html
2012年度の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201204191131.html
師範紹介その1 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201407111133.html
師範紹介その2 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201407111145.html