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【壁新聞道場!】たのもーーーう!静岡県 その①

2014.08.15 掲載

静岡県は29枚ものかべ新聞がとどいたよ!その中からイオン清水チアーズクラブの5枚をご紹介!
今週は池田師範です。よろしくお願いしまーす!

静岡県その② 三島市 環境探偵団

静岡県その③富士市のクラブ その①

静岡県その④富士市のクラブ その②

静岡県その⑤富士市のクラブ その③

静岡県その⑥まきのはら水辺の楽校

 

  静岡市「イオン清水チアーズクラブ」  


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☆かべ新聞をクリックすると大きな画像で見られるよ☆

イオン清水チアーズクラブ①の新聞を書いてくれたみんなへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

色紙で縁取られた新聞は色彩的にもきれいで、読みやすい新聞に仕上がっています。写真も効果的に使われています。
特にウミガメの子と指がいっしょに写っているので、子ガメが小さいことがよく分かります。色紙でつくったカメもよくできているなあ、と感心しました。しっかりと観察しているからですね。

ウミガメのためにみんなでゴミ拾い。いいことをしましたね。実際に海に行ってゴミ拾いを体験することで、海をきれいにしようという気持ちが高まったと思います。ウミガメを守るために、注意してもらいたいことが書いてあるので、新聞を見た人たちにもきっと気持ちが伝わるでしょう。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

みんながゴミ拾いをして、どのくらいゴミが見つかったか知りたいなあ。そしてどんなゴミが多かったかな?ウミガメが砂浜でケガしてしまうようなものがあったら大変です。

産卵しているウミガメや産まれて間もないウミガメの子を見たことがありますか?見かけたらその様子を是非また新聞でも教えて下さい。いつまでもウミガメが産卵にくる自然豊かな海岸であることを願っています。

「たこ」とウミガメの話は違うことのようだけど、海は風のエネルギーによっても動かされています。ウミガメが暮らす海を動かしている風のエネルギーは目に見えませんよね。でも、モノが揺れていると風が吹いていることに気づきます。みんなは、たこを使って風のエネルギーを感じることができたんだと思いますよ。

 

イオン清水チアーズクラブ②の新聞を書いてくれたみんなへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

海についてエネルギーとしての資源と、食糧としての資源という2つの切り口でまとめたのは着眼点がすばらしいです。
それぞれの資源についても、1つ目、2つ目...というようにポイントが絞ってあるので、まとめ方の構成としてレベルが高いですね。イラストもとても効果的で、風と波と電気や船との関係がイメージとして分かりやすくなっています。

コンブをゆでた緑色の姿と海の茶色い姿が色紙で貼り付けてあっておもしろいです。読んでいて思わず、うなずいてしまいました。

みんなで約100袋もゴミを拾ったとは驚きです!ゴミを「捨てる」ではなく「落とす」という表現も気に入りました。きっとみんな落とさなくなるでしょう。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

海岸のゴミと、海のエネルギーや食りょう資源はどんなつながりがあるのかを考えてみてもおもしろいです。海岸のゴミが海の中に流れてしまうと、海が汚れて、住んでいる生きものが減って、おいしい食りょうが食べられなくなってしまうかも?!

ところで、コンブって長いよね。ラッコって知っているかな?ラッコは海に流されないようにジャイアントケルプというコンブを体に巻き付けることがあるけど、その長さは20~50mとか!

何故、人は海にゴミを捨てるのでしょうね。エネルギーや食糧のめぐみを受けながら海と共生していることを、みんなのように体で感じることが大事だと思います。

海はとても大きなエネルギーをもっているけど、それをうまく利用するために研究が続けられているので、これからも注目していてください。

 

イオン清水チアーズクラブ③の新聞を書いてくれたみんなへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

新聞全体から涼しさが伝わってきます!青けいとうの数種類の色紙をうまく散りばめて表現した打ち水と、緑けいとうも組み合わせて表現した地球のちぎり絵は眼をひきます。文字の色や丸みのある枠など、打ち水のイメージをよく考えてあり、デザイン性も高く感じられます。クイズも読む人の興味をひくいいアイデアです。

打ち水をしてみたい人にとって、打ち水を効果的にするためにも「Point」はとても役に立つと思います。何故朝夕にするのかなど、よく調べてありますね。

打ち水をして40℃が36℃になるのを実際に体験したのかな?!みんなで打ち水をしている写真がはってあったので、どんなところで打ち水をしたのか知りたくなります。


とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

水は蒸発するときに熱エネルギーをうばうので、打ち水はその特ちょうを利用しています。それなので、気温が低い朝夕でも水は蒸発しますが、気温が高いときだと「すぐ」蒸発するので効果が出ないのです。

打ち水は江戸時代からの歴史があるとか。何故その後は打ち水がされなくなってきたのか考えてみましたか?冷房がなかった江戸時代は、暑さをしのぐ工夫のひとつとして打ち水がされていたのでしょう。冷房をがまんすることだけ考えてしまうと、熱中症が心配なので、ぜひ打ち水を取り入れたいものです。

打ち水は水資源を大切にするためにも、雨水や一度使った水を使うのが基本なので、「Point」でもっと強調してもいいと思いますよ。

 

イオン清水チアーズクラブ④の新聞を書いてくれたみんなへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

イモリやオタマジャクシがいっぱいいるなんて素晴らしい田んぼですね。お茶の手もみ、田植、草とりなど、自然に触れ合いながら、お米やお茶がテーブルに届くまでの苦労を知ることができて、とても良い体験をしたと思います。そんな体験をしたみんなの"自然に人の手入れが必要"という言葉は説得力がありますよ。

「人と自然のつながり」という大きなテーマを、森から生まれる水を出発点に里、町、ぼくたちの命のエネルギーまでの「自然のつながり」が、イラストや写真、色紙のちぎり絵を使って、分かりやすくまとめてあります。

この自然のつながりの中で体験したことから、すばらしい思いを感じてくれたと思います。是非豊かな自然がこれからも残るように、自然の良いところをまわりの人に伝えて下さい。


とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

この新聞から、みんなが五感を使って自然を楽しんだことが分かりました。お茶の「においをかいで」、生き物や土・草と「触れ合い」、美しい景色を「見て」、おそらく鳥の声や風の音なども「聞いた」かな。おいしいごはんも「味わった」ことでしょう。美しい景色だけでなく、そんな五感を通して心がやすらいでいるのですね。

「たいけんしたこと」には書いてないけど、写真を見ると木を切ったり運んだりしたのかな。木が密集して暗い森は、地面に日差しが届かないので植物も少なく土砂が流れでやすくなります。木を間引いて切ることで、日差しが地面に届くようになるよね?!少しずつ草や低い木などの植物も増えてくるよ。明るく元気になった森林は、土砂くずれを防ぐだけでなく、水を貯えたりキレイにしたりしてくれます。

 

イオン清水チアーズクラブ⑤の新聞を書いてくれたみんなへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

新聞全体の内容構成がよく、写真や色紙のちぎり絵が分かりやすく配置されているので、読む人の興味をひきつけます。森のめぐみである「冬イチゴ」の何気ない話からも、森を楽しんでいるようすが伝わってきました。人工林のじゅんかんサイクルの絵では、"けんぜんな森林"に低い木と草の絵が描いてあり、見事です!!

皮むき間ばつとは、とてもおもしろい体験をしましたね!皮をむくときは、どのくらいの力で引っ張ればいいのかな?!自分たちが間ばつした森を1年後、2年後と訪れると、森の変化を実感できるでしょう。マッチを使う機会が最近はないので、マッチ棒が折れたり、火が手につきそうでドキドキしたりしたのではないでしょうか。杉の葉や枝を使って、どうやったら火が消えないようにできるか体得できたかな。


とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

皮むき間ばつは、木を切る前に皮をたくさんはがす所が普通の間ばつとまったく違います。生きている木は重さの約半分が水なので、枯らしてから切った方が運ぶのが簡単です。日本の山は斜面が急なので、この「運ぶ」という作業が大変です。木の皮は虫がつきやすいので、たくさんむいておいた方が、つるつるピカピカのまま乾燥して、切った後にいい木材として利用できるわけです。

みんなが杉の葉や枝で火を起こしたように、昔の人は食糧としてのめぐみだけでなく、エネルギーとしても森を利用していました。そのような場所が「里山」です。落ち葉は畑の肥料としても利用していました。里山のような環境を是非大切にしてくださいね。

 

池田師範、ありがとうございました!静岡県はまだ続くよ! 

エコまるjumping.bmpのサムネール画像

静岡県その② 三島市 環境探偵団

静岡県その③ 富士市のクラブその①

静岡県その④ 富士市のクラブその②

静岡県その⑤ 富士市のクラブその③

静岡県その⑥まきのはら水辺の楽校

 

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2013年度の壁新聞道場 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201310251020.html
2012年度の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201204191131.html

師範紹介その1 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201407111133.html
師範紹介その2 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201407111145.html