2014.08.15 掲載
岐阜県は2枚の応募があったよ!
今週は岡本師範です。よろしくお願いしまーす!
山県市「高富中学校生物部(Gyobu)」 | 飛騨市「一般社団法人 飛騨シューレ」 |
☆かべ新聞をクリックすると大きな画像で見られるよ☆
高富中学校生物部(Gyobu) さんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━
こどもエコクラブのかべ新聞にはいろいろな新聞があります。多くはこどもエコクラブが1年間に活動したイベントをまとめたものです。ごみ拾い、リサイクル活動、稲作り、施設見学、野菜つくりと料理などいろいろです。高富中学校生物部の新聞は、さすが生物部の活動紹介であり、専門的なレベルの高いというか、花、昆虫、魚、など名前をよく知っているなー、という立派な新聞です。
生物部が創設されて1年目ということで、メンバーの皆さんが張り切って調査したことを写真やイラストを通じて紹介してくれました。
生物部にとって格好のフィールドである、鳥羽川を知ろうということで、鳥羽川に生息する花、魚、微生物、水生生物という切り口で実態、実情を把握する1年であったようです。
1年間を通じて把握した生き物を丁寧に紹介してくれました。大変たくさんの生き物が鳥羽川には生息していることがわかりました。
活動にニュース性があるということで新聞社やTV局の取材も受けました。皆さんが、一般の方にも鳥羽川の素晴らしさに気付き、守ってもらいたいとの考えを発信できた貴重な経験でした。
次回のかべ新聞がどのようになっているか、大変興味がありますし、面白い切り口、チャレンジングな切り口での活動がスタートしていることを期待しています。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・
活動の写真も丁寧にたくさん掲載していただきました。但し、4つのグループに分かれて活動したのですが、花、魚、微生物、水生生物を採取、観察、調べているという特徴的な写真がどれであるか、わかりません。皆、川に入って何かしているのはわかりますが、私たちは魚を観察、採取しているのですよ、私たちは微生物を採取しているのですよ、私たちは、花を観察しているのですよ、などといった特徴的な写真は難しいですかね?
水生生物のポスターと魚のポスターは、魚が重複しているので、2年目からはどうしましょうか?
さて、2年目以降はどういう活動にするのでしょうか?生物部としての存在を発揮するのは、どのような活動をしたら良いでしょうか?生き物が好きな皆さん方、生徒が集まって、好きな生き物を見ていたい、飼ってみたいというフェーズは卒業して、次のフェーズは何をするのか、部員の皆さんで十分に議論してください。
皆さんは何をしたいのですか?鳥羽川を守りたい、守りたいとはどういうことですか?
あるいは鳥羽川の生態系を解明して、鳥羽川の自然を守りたいという目標にすることもできるでしょう。生態系の実態を解明するとなると、4つのグループの総合力を発揮することが必要でしょう。鳥羽川の生態系の中の食物連鎖を調べることも面白いテーマかと思います。
絶滅危惧種を見つけたから、これを守るのはどうしたら良いかをテーマにもできるでしょう。あるいは外来種もいたから、この問題を取り上げるのも良いでしょう。外来種がいると昔からの在来種による食物連鎖がどうなるのでしょうか?
今回のかべ新聞を見ていると皆さん方は実力と熱意と好奇心が溢れているようですから、単に毎年の生き物を写真に撮って紹介するだけでなく、生物部としてのテーマを決めて、必ずしも一つでなくてもよいですので、実態紹介と生物部としての見解、考え方などをまとめると良いのではないかと思います。期待しています。
飛騨シューレ さんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━
みんながいっしょうけんめい、字を書いて、絵をかいて、おりがみ(?)いろがみ(?)をみんなで切って、はりつけて、とってもかわいくて、みんなのきもちがいっぱいつまっている新聞です。ありがとう!ありがとう!
おかた こうたちゃんが、じょうずにだいこんをきりえでつくってくれました。そして、はっぱは、あまからくにこんで、かわはせんぎりにして、きんぴらにする、だいこんのみはにものにしたり、おろしたり、さらだにしてたべることができるよとかいてくれました。むだなところがない、ほんとうにえこなやさいだということがよくわかりました。こうたちゃんもおてつだいをして、だいこんをりょうりするのかな?
いぐち つむぎちゃんは、みちばたのくさで、くりすますりーすをつくってくれました。
とってもじょうずなりーすをもって、つむぎちゃんがうれしそうにしているしゃしんがいいなー。さいしょにつるくさでわっかをつくるのかな?あかとしろのてーぷをまいて、すぎのはっぱをつけて、まんなかにおはなをつけてかんせいかな?いうのはかんたんですが、つくるのは、たいへんだったとおもいます。くりすますのときにおうちにかざって、けーきをたべたり、じゅーすをのんで、くりすますのうたをうたったのかな?
間せば つばきちゃんは、6月2日に田うえの体けんをしました。きかいをつかわないで、ひもにそって、手でなえをうえたのですね。まっすぐうえるのがむずかしいから、ひもでまっすぐにうえたのですね。一れつ うえるのでもたいへんですね。のうかのひとは、たくさんうえなくてはいけません。とってもたいへんなしごとだとわかりましたね。まいにち たべるごはんをのこさずたべることが、のうかのひとにはたいへんうれしいことだとわかりましたね。
6月30日には山の中を歩きました。歩きながらまわりを見ると、いろいろなくさやはな、木もみえましたね。そして鳥のこえもきこえましたか?ほかの人とすれちがうときは、こんにちは!がんばって!とかいろんなこえもきこえたでしょう。つばきちゃんのウォーキングのくつをすけっちで書いてくれたのかな?かわいいけだまがついていました。
柘植みゆちゃんとつげゆうとちゃんは、まきストーブがECOだよ!としょうかいしてくれました。つげちゃんのおうちでは、まきストーブをつかって、おじいちゃんがいらない木をもってきて、ねんりょうにするので、木を買うおかねがすくなくてよいし、大工ごやもきれになるという、いいことがかさなるのですね!火をつけるちゃっ火ざいは、これもおじいちゃんの山の杉のかれはをつかうので、おかねのせつやくになります。りょうりをするのも、べんりです。にものやお湯もわきます。ピザやパンもやけます。電気をつかわなくてよいので、おかねのせつやくになります。せんたくものもよくかわくのだそうです。いいことづくめですね!ECOをじっこうするとおかねもせつやくできて、しぜんにもやさしくなることをつげちゃんはきがつきましたね。
すばらしいことにきがついたとおもいます。おかねがせつやくできて、おいしいものもたべられるので、おなかもいっぱいになります、うふっ!うふっ!
サポーターの方へ★☆
こどもの目線で、こども自身が作った壁新聞の素晴らしさが溢れ出ている新聞です。ぜひ、このやり方を続けて頂き、こども自身が気がつき、そして行動に結びつけるようにして頂ければ、こどもエコクラブの目標に到達すると思います。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・
だいこんやくしゃということばをきいたことがありますか?だいこんは、こうたちゃんがいうように、ぜんぶたべられるだけでなく、けんこうにもよい、おなかにもよいので、あたらない(たべものをたべて、おなかがいたくなったりすると、そのたべものにあたったといいます)といわれています。そこから、だいこんやくしゃということばができました。いっしょうけんめいえんぎをするけれど、おきゃくさんからは、じょうずなやくしゃにはみえないので、あたらないやくしゃのことをだいこんやくしゃといいます。だいこんにしたらへんなつかいかたをしているなーとおもっているかもしれませんね。
「みんなの川をまもろう」ということでぎゅうにゅうパックのうまいつかいかたをしょうかいしてくれました。のこったぎゅうにゅうやたべのこりをみずであらい、そのまま川にながすと、きれいな川がよごれて、さかながすめなくなります。きれいな、とうめいな水にするためには、きれいな水でうすめないとだめです。そこで、どうしたら川の水をよごさないようにできるのだろうか?そうだ!ぎゅうにゅうパックでたべのこりをふいて、よごれをのぞけばよいのだ!そのとおりです。よいことにきがつきましたね。おとうとやいもうともてつだってくれたとのこと、すばらしいやりかたですね。
よごれたぎゅうにゅうパックは、ごみとしてすてるのですね。もうちょっと、いいやりかたがあります。それはなにかというと、おさらについたたべのこりをパンでふきとるのです。
パンをたべるとごみはなにもでません。がいこくの人は、パンでスープなどをふきとってたべています。みんなもまねをしたらよいとおもいます。
わたしの家のエコ生活をこまかくしょうかいしてくれました。
おふろのみずで、せんたくをし、そうじをし、おはなにみずやりをします。
ごはんのさいごには、おちゃわんにお茶を入れて、ごはんをひとつぶものこさないようにする。
冬のさむいときは、ふくをたくさんきて、さむさなんて、へいきだよ!
つかわないへやの電気やみていないテレビはけすとエコになるよ!としょうかいしてくれました。
そのとおりですね!みんなのおうちでじっこうしているのですね。むずかしいことではありません。ちょっとちゅういしてみると、いがいにやれることがあります。こんなことをすこしずつ、まいにちつづけることがたいせつです。がんばらなくてよいです。やれることから、すこしずつじっこうすることがたいせつだとおもいます。
岡本師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな!?お楽しみに!
ご意見ご感想もお待ちしております!
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2013年度の壁新聞道場 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201310251020.html
2012年度の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201204191131.html
師範紹介その1 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201407111133.html
師範紹介その2 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201407111145.html