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【2022 壁新聞道場!】たのもーーーう!茨城県 その1

2022.09.28 掲載

茨城県からは8枚の壁新聞が届いたよ!
今週は4枚の壁新聞をご紹介★ 久松師範よろしくお願いします。

大子町「八溝自然たんけんたい」

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水戸市「逆川こどもエコクラブ」


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水戸市「逆川こどもエコクラブ」

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水戸市「逆川こどもエコクラブ」

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八溝自然たんけんたいのみなさんへ
師範から一言!

 八溝の自然がよくわかる壁新聞にまとめることができました。一生懸命にスケッチしたサシバなどが、効果的に配置されました。それから、見出しが大きく、記事の内容ごとに色分けしてあるので、読みやすく感じました。

「活動してわかったこと」を読むと、“サシバがいつもより多かった”と記されていました。また、“里山の自然が、高齢化で耕作しているところが多くなった”とあります。関係がありそうなので、特に興味を持ちました。サシバなどの生きものが、たくさん住める環境には何が必要かを、調査していってください。

みなさんが活動している久慈川では、タガメも生息していることが分かりました。茨城県の南部では、見ることができない水生昆虫です。どんな場所に生息していたのか、次は記事にしてほしいと思いました。

袋田の滝の紹介もありました。私も何度か行ったことがあります。最近では、冬に滝が完全に氷結しないと聞きました。温暖化のことなど地球規模の環境変化のことも考えながら、地元の自然を守っていってほしいと思いました。活動を続けてください。

とっておきのゴシドウ★

 毎年、壁新聞を拝見させていただき、継続的に活動している様子をうかがうことができます。2021年は、サシバがいつもより多く観察できたようですね。どんな要因があるのか、突き止めるのは一朝一夕にはいかないと思いますが、ぜひ調べていってほしい内容です。

壁新聞のタイトルでは、サシバが強調されていますが、活動は多岐にわたりますね。水生の生きものに関する話題にも興味を持ちました。県の南部に住む私にとって、タガメなどの大型水生昆虫は憧れです。ぜひ、生息環境などくわしい状況も、記事にしてみてください。

サワガニやオシドリなども、とても興味がわきます。久慈川周辺ではどのように生活しているかについて、みなさんが活動している際に、写真などを一緒に撮影して、皆さんの活動といっしょに掲載してほしいと思いました。
毎年の壁新聞発刊を楽しみにしています。

地域事務局からの応援メッセージ【大子町
里山の自然を守る取組はとても有意なものです、これからも活動に一緒にがんばっていきましょう。


逆川こどもエコクラブ②の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!

 ユニークなタイトルときれいなレイアウトで、読者の興味をそそる壁新聞に仕上げることができました。

シーラカンスの生態と海の環境問題をリンクさせた視点が、おもしろいと思いました。恐竜時代以前より生息し続けるシーラカンスですが、長い年月生き続けたヒントを要領よくまとめてくれました。シーラカンスの知られざる生態を知ることができる記事となりました。ミュージアムパーク茨城県自然博物館には、シーラカンスのはく製が展示されていますから、ぜひ調査してみてください。

さて、現在進行中の海の環境汚染に、シーラカンスは耐えられるでしょうか?その答えを出すには至りませんでしたが、連綿と続く命の連鎖を、今ここで立つことは許されないという主張が感じられました。私たちは、生きものとどう共成するか考えていかねばなりませんね。

それから、会の活動が写真で簡潔にまとめられていたので、よく分かりました。配置の工夫もよかったと思います。

とっておきのゴシドウ★

 シーラカンスの切り絵や、大きな字で簡潔に書かれ、とてもきれいなレイアウトに仕上がりました。また、壁新聞の右側の活動の報告では、ホタルの再生や外来魚捕獲など、これまでの活動を、写真付きで報告してくれたので、生き生きと活動する皆さんの様子がとてもよく分かりました。将来の夢も語られました。自然を守る仕事につきたいとのこと、ぜひ実現させてください。

シーラカンスと海の環境問題を関連させて考えようとした点、面白い発想で興味がわきました。一方、自分たちの体験した活動ではなかったせいか、結論を導き出せなかったのが残念でした。台風後の川の整備の活動や、プラスチックごみへの取り組みなど、具体的な活動と関連させると、自分たちで実現可能な目標が掲げられたかもしれません。おもしろい視点なので、活動とリンクさせた記事を読みたいと思いました。

地域事務局からの応援メッセージ【水戸市
SDGsの「持続可能な」の部分を、人類より長い年月を生きるシーラカンスから、 研究する視点がとても面白いです。紙面もシーラカンスの図と記号やマークを組み合わせるなど、インパクトがあります。
 

逆川こどもエコクラブ④の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!

 キノコが大好きなことが伝わってきました。国立科学博物館のきのこ展を見て、キノコの不思議な生態も学ぶことができたようですね。

身近な場所で見かけることができるキノコですが、種類もたくさんありますね。特に、キノコは食用になる種類もあるのが魅力です。キノコの育ち方とともに、食べることができるキノコの種類を紹介してくれました。いろいろなキノコを食べていることを、改めて気づかせてくれました。一方で、毒があるキノコもありますね。毒のあるツキヨタケ、クサウラベニタケの3種類を紹介してくれました。日本では200種類もの毒キノコが知られているようですね。3種類のほかに、どんなキノコがあるのか、どんな注意が必要なのか気になるところです。

キノコの生態を調べていくと、環境変化に翻弄される姿も見えてきたようですね。身近に観察できるキノコですから、これからも観察を続けてください。身近なキノコから地球規模の環境変化を感じ取ることができるかもしれません。期待しています。

とっておきのゴシドウ★

 食卓に上がるキノコを紹介してくれました。思っていた以上に、たくさんの種類を食べていることに気づかされました。これらの種類のほとんどは、栽培が可能となっていますが、自然の状態で、どのような姿をしているのか知りたくなりました。栽培種の自然の様子を知ることにより、自然の営みを知ることにつながると思います。

ところで、壁新聞には、“雨とキノコの関係性が分かった”とありましたが、何が分かったのか気になりました。機会があったら、ぜひその答えが知りたいです。身近に見ることができるキノコですから、自らデータを集めることも可能だと思います。日常生活の中で気づいたことなど観察・記録することができますね。ぜひ、キノコを通して、自然を振り返る活動を続けてください。

壁新聞としては、何を伝えたいか焦点化することが大切です。キノコの生態なのか毒キノコなのかしぼって紙面をまとめると、より印象的な壁新聞になると思います。トライしてみてください。

地域事務局からの応援メッセージ【水戸市
3歳から積み上げた知識に脱帽です。好きなことや知りたいことへの熱量が伝ってきます。未知のことが多い「きのこ」の調査を続けて、 新事実を発見して下さい。


逆川こどもエコクラブ⑥の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!

 日常生活の中にあふれているマークの中で、特に環境に関するものを特集してくれました。改めて環境マークを見て、その数の多さに驚きました。壁新聞としての体裁も整っており、とても見やすく仕上がったと感じます。

馴染みのあるマークから初めて見るマークまで、改めてたくさんの種類があることを、私自身も改めて認識しました。例えば、リサイクル系のマークはよく見かけますが、段ボールのリサイクルマークは知りませんでした。系列ごとにマークを分けて紹介してくれたのも、分かりやすい壁新聞になったひとつの要因だと思います。

それから、実際のマークを集めて貼ってくれました。百聞は一見に如かず、実物を見ることができて、マークがたくさんあることを実感できました。

新聞記事は、“見出し”“リード文”“本文”などから構成されますが、今回の壁新聞では、それらの要素がきちんと分けて示されていました。内容は豊富ですが、見やすくレイアウトもできたと思いました。

とっておきのゴシドウ★

 逆川こどもエコクラブの壁新聞の内容として、とても新鮮に感じられた内容でした。会の活動の報告だけでなく、身近な生活の中に根付く環境マークを取り上げたのは、目から鱗が落ちた感じです。このように環境を見直すことも大切だなと、改めて感じました。

新聞としての体裁も整っているので、大きな修正はありませんが、タイトルのことで、ひとつ改善点を示しておきましょう。記事のタイトルとなる見出しには、記事の内容が即座に伝わるように、明瞭で簡潔であることが求められます。読者の興味を引きやすく、内容が伝わりやすい見出しがいいということになります。そうすると、壁新聞のタイトル「環境マーク」を、工夫することが可能だと思います。読者を意識してタイトルを見直しただけで、インパクトが変わると思いますので、考えてみてください。そして、次の壁新聞づくりにも生かしてほしいと思いました。

地域事務局からの応援メッセージ【水戸市
生き物や環境整備の活動から一歩進んだ「プラ」マークの研究は、私たちも 知らなかった知識が多く、まさに「新聞」でした。全国にある「プラ」マークの 情報に加え、外国の方への啓発文や近所のコンビニやスーパーで見つけたら「プラ」マーク等、広い視野に多くの視点があり読み応えがありました。

久松師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

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