壁新聞道場! バックナンバー

壁新聞道場!

【2021 壁新聞道場!】たのもーーーう!青森県 その1

2021.06.02 掲載

青森県からは3枚の壁新聞の応募があったよ。
今週はその中から2枚をご紹介。西澤師範、よろしくお願いしまーす!

青森県 その2

十和田市「緑と太陽の保育園グリーン・キッズ」


21-02-02.JPG

SDGs sdg_icon_02_ja_2.png sdg_icon_03_ja_2.png


21-02-03.JPG

SDGs sdg_icon_03_ja_2.png


緑と太陽の保育園グリーン・キッズ①の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

 まず目を引くのがタイトルですが、タイトルを飾る種、何の種?と興味を沸かせます。記事を読んでいくと、ぼっちゃんかぼちゃの種だろうな、と思うのですが、あってるのかな。
2020年度はコロナの影響で、どこのクラブも活動するのが大変だったと思います。その中、植物を種から育てて実をつけさせる活動ができて本当に良かったです。自分で草花や野菜などを育てることで、私たちのいただく恵みが自然と深く関わっていることを感じることができます。小さい時からこんな体験ができて、グリーンキッズのみなさんがうらやましいです。
さて、かぼちゃの栽培で一番おもしろい取り組みと感じたのが、縦切りと横切りでかぼちゃのおいしさが違うかどうかの実験?です。改めて、同じかぼちゃを縦と横で切って食べ比べたことが、私自身もしたことないなあ、よく考えついたなあと感心しました。なかなか、ぼっちゃんかぼちゃは手に入りにくいけど、他のかぼちゃでも違うのか、旬の夏になったら地元のかぼちゃで試してみようと思います。この新聞を読んだ人も試してみよう、と思ったことでしょう。
それから今回初チャレンジの水耕栽培でお花を育てた記録も、写真付きで分かりやすかったです。最後までお花を咲かせられなかったようですが、失敗は成功のもと、2年目はぜひ成功できればいいですね。
水耕栽培って土がなくても花や野菜が育てられるので不思議です。私たちが食べている野菜にも水耕栽培のものがお店で買えるようになってきました。
同じ野菜の苗で、土で育てた場合と、水耕栽培で育てた場合を比べてみても面白いかもしれません。

とっておきのゴシドウ

 いろいろ工夫して作ってある新聞だったので、写真の切り方も面白く、勝手に何か隠れ文字があるかと思ってしまいました。絵もとてもステキです。これからも宝さがしのようの新聞を作ってくれることを期待しています。
もし、坊ちゃんかぼちゃを毎年作るようなら、グリーンカーテンに利用してみましょう。グリーンカーテンにゴーヤや朝顔を使うことが多いけれど、いろいろな植物で試してみるのも面白いものです。その土地にあった植物で作ることができるようです。例えば、北海道なんかはビールの材料になるホップで挑戦しているところもあります。へちまを育てて、最後はたわしとかスポンジにして、プラスチックを使わない生活を試しているグループもあるようです。
坊ちゃんかぼちゃも結構グリーンカーテンには珍しい植物ですので、試してみては? その他、青森には地元のつる性の植物があれば、それで試してみてもよいでしょう。

地域事務局からの応援メッセージ
【十和田市】

この壁新聞では、主に野菜と水耕栽培キットで花を育てる様子がわかりました。かぼちゃと花の成長過程が写真から詳細に伝わり、とても分かりやすかったです。また、子ども達の感想を読んでいると、かぼちゃを食べ比べた際に、味の違いなどから多くの発見を得られていることが分かりました。花の栽培では、苦戦した部分もありましたが、この経験を糧に今後も継続して様々なことに挑戦してほしいなと思います。

【青森県】
子ども達が楽しみながらかぼちゃやお花を育てている様子が伝わってきました。エコ活動を通じて、子ども達が環境について楽しみながら学んでいく素晴らしい取組だと思います。今年できた種でまた来年美味しいかぼちゃが育つといいですね。


緑と太陽の保育園グリーン・キッズ②の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

 エコまるくんたちのマスク姿の絵がいっぱいで、2020年を象徴するような新聞になりました。みなさんがコロナに負けないぞ、という力強い気持ちを感じます。そして、気持ちだけでなく、活動を中止するのではなく、コロナに気をつけながら、いろいろな取り組みをしたことがよく分かる新聞になっています。
 紅茶うがいは、面白い取り組みです。紅茶うがいは毎日の習慣になったようですが、うがいの効果はどうだったのでしょう。かぜを引くお友だちがあまり出なかったかな。
 私の住む京都では「緑茶でうがい」しよう、というものもありますが、これもかぜを引かないように予防し、元気でいるための工夫です。小さいこどもさんには緑茶だと苦いかもしれないけど、こっちも試してみてね。
別の活動では、これまでのプール遊びから、水をできるだけ少なく使いながら涼しく感じるいろいろな体験や遊び方を考えて遊んだことがよく分かります。いろいろな遊びの中で私の知らない遊びが書いてありました。寒天遊びってなんだろう。気になるなあ。もっとくわしく知りたくなりました。

とっておきのゴシドウ

 みなさんが楽しく元気に取り組んでいるグリーンカーテンや夏野菜を育てて食べて体を冷やす体験はどうでしたか。みんな涼しくすごせましたか。実は、これは大人にもぜひやってほしいエコ活動です。夏がこれまで以上に暑い日が続くようになっているので、暑い夏でもエネルギーをたくさん使わずに夏を涼しく過ごすことは、実は地球温暖化を防ぐ活動にもなっています。みんなが日々していることが地球を守ることにもつながっているので、このままぜひ続けて下さい。そして、ぜひお家や地域の人にも、「一緒にやろうよ」と呼びかけ、保育園で取り組んでいることを周りの大人にも広げましょう。小さいみんなが実践している姿を見れば、大人も一緒にがんばろうと思うに違いありません。

 保育園というみんなが毎日通う場所だからできるエコ活動、これからも工夫をこらして、ますます新しいことにもチャレンジしてみて下さい。

地域事務局からの応援メッセージ
【十和田市】

この壁新聞では、コロナ禍での創意工夫されたエコ活動と感染対策がまとめられていました。特に、夏場のマスクを付けた生活は、子ども達にとって大変だったと思いますが、実際に触れ合う水遊びや夏野菜栽培、グリーンカーテンの視覚的効果などから、エコと涼しさの両面を取り入れられていると思いました。これからも、感染予防に努めながら、自分たちにできるエコ活動を続けてほしいです。

【青森県】
新型コロナウイルスに感染しないように気をつけながら、グリーンカーテンや夏野菜の栽培などのエコ活動に取り組んでいる子ども達の笑顔がとても素敵です。感染予防に気をつけながら、これからも子ども達の笑顔とともにエコ活動を継続してくださいね。

西澤師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
ame-r.png

青森県 その2

ご意見ご感想もお待ちしております!
101-0032 東京都千代田区岩本町1丁目10-5 TMMビル5F
公益財団法人 日本環境協会
TEL:03-5829-6359 FAX:03-5829-6190

Email: j-ecoclub@jeas.or.jp

師範紹介ページはこちら! その① その②

2020年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/202012162020.html
2019年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201912131500.html
2018年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201901062018.html
2017年の壁新聞道場一覧はこちら 
http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201801121459.html
2016年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201703311342.html
2015年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201603301552.html
2014年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201501071712.html

2013年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201204191131.html