2020.10.14 掲載
栃木県は6枚の壁新聞の応募があったよ。
今週はその中から3枚をご紹介。田中広師範、よろしくお願いしまーす!
栃木県 その1
栃木市「イオンとちぎチアーズクラブ」 |
宇都宮市「清原ねいちゃーきっず」 |
大田原市「森の小人」 |
イオンとちぎチアーズクラブのみなさんへ
師範から一言!
お米つくりの、重要な作業のいくつかに参加して、楽しい体験とともに、お米つくりの大変さ、できたお米の大切さなど、印象深く学べたようですね。小さなメンバーもがんばって苗を植えている様子がよく伝わってきます。空き缶炊飯のご飯も、1合も食べるなんて、とてもおいしかったみたいですね。(私も食べてみたかったなあ。)サバイバルのテクニックまで体験できましたね。とても良い企画だったと思います。
「どろどろで気持ち悪い」という感想がありましたが、この田んぼは生き物にも大切な場所。栃木県のこの辺りは、田植えのころだけ、田んぼ以外の環境では見られない、ホウネンエビやカブトエビといった小さな生き物が発生する田んぼが多くあります。また違った視点で、田んぼを見ることができるので、観察会など企画してみても良いかも知れませんね。
サポーターへのとっておきのゴシドウ★
写真の選択や配置などを含め、良いバランスになっていると思います。子供たちの感想も、適当に配置されていて、楽しく読めると思います。あとは、だんだん慣れてきて、イベントごとの枠の二重線がきれいに書けるようになったり、枠によっては、窮屈そうになっているところがあるので、そのところが改善されると、もっとノビノビ感が感じられて、さらに良くなると思います。
サポーターさんの評価かと思うのですが、すぐ下で「おいしい白米」とあるので、玄米のこと、否定的な面だけが書かれているのが気になりました。評価なしに書くとか、栄養面で白米に勝ることも書くなどの配慮があると良いかなと思いました。
地域事務局からの応援メッセージ【栃木県】
美味しいお米ができるまで、皆さんが一生懸命作業しているところがステキです(^^♪
また、ポイントや感じたことが、カラー付箋で書かれていてとても分かりやすかったです。空き缶で炊いたご飯、食べたかったなぁ~。
清原ねいちゃーきっずのみなさんへ
師範から一言!
先生方の工夫や、意欲的な実験、そして、子供たちに自然や食の貴重な実体験の提供など、こどもエコクラブの仕組みを活用して素晴らしい取り組みをしていることが分かります。ですが、こどもエコクラブの趣旨からすると、子供たちが主役になれているかなというところが不安です。シイタケの原木、トマトの栽培の仕方の実験など、こどもが主役となるのは、難しいように思います。先生方の取り組みと並行して、子供が主役として取り組めることを工夫されると良いと思います。写真を見ると、子供たちも楽しく参加しているのはわかりますが、もう少し子どもたちがメインに取り組んでいる様子も分かるといいなあと思います。
サポーターへのとっておきのゴシドウ★
壁新聞としては、とてもきれいに仕上がっていると思います。文字もきれいできちんとそろっているし、イラストも素敵、全体のバランスも良いと思います。
写真を見ると、菌打ちなども子供たちがやっているようですし、シイタケ・サツマイモパーティーに参加した子供たちも楽しそうです。推測はできるのですが、教育指導の報告の様な感じで、子供たちの“熱”が伝わって来ないように感じます。子供たちの言葉も、トマトの味の評価だけで、他の声は入っていません。もっと、子供たちのことを前面に出せたら良いと思います。きっと楽しかったんだろうなとか、そのとき何を感じたんだろうなと推測されることが、紙面で表現されていると良いと思います。
地域事務局からの応援メッセージ【栃木県】
シイタケ栽培は、どんなところが楽しかったのかな?菌打ち?収穫? ミミズコンポストは、ミミズたちと仲良くできた? 自分たちがお世話をして採れたてのものをいただくと、とても美味しいですよね。 皆さんの笑顔がとてもステキです(^^♪
森の小人のみなさんへ
師範から一言!
今年は、足尾の植樹デーが中止になってしまい、残念でしたね。でも、これまで植えた樹はしっかりと育っています。みなさんの活動も、たくさんの分野の活動を地道に続けられていてすばらしいと思います。環境フォーラムでの発表など、毎年準備されるのも大変だと思いますが、立派に継続されているのですね。ガールスカウトのエコクラブということで、毎年メンバーも少しづつ替わるのにしっかりと活動が引き継がれていることは、本当にすばらしいですね。サポーターのみなさんも大変努力されているのでしょうね。足尾の植樹、再開されたら、私も絶対参加しますので、また、現地でご一緒に活動しましょう。
とっておきのゴシドウ★
エコリンピックとは、また、なかなかおしゃれなまとめ方をしましたね。グッドアイデアです。見るほうにも、「ああ、こんなこと、あんなこと、いろいろな取り組みをしているんだ。」ということが、分かりやすく伝わります。参加したメンバーの感想も、初めてで印象に残ったこと、これからも、こんなことをしたいという気持ちが素直に伝わって、とても良いと思いました。
フォーラムでの発表や、植樹など、これだけでも想像つくものがありますが、生き物観察など、「つれないとおもっていたけどつれた」、「水の中で生きる力をもっていてすごい」と感想だけでは、初めてこの新聞を読む人には、どんなことしたのかよくわからないこともあります。イベントなどは、簡単な紹介もあると、もっと分かりやすくなるとおもいます。
地域事務局からの応援メッセージ
【大田原市】
足尾銅山跡地での春の植樹、大田原市主催の環境フォーラムでの実践活動報告、水生生物教室などに毎年多くのメンバーが参加してくれています。特に 環境フォーラムでは、主な参加対象を小学生としていることから、同年代のメンバーが身近な環境で感じたこと、今行動すべきことがストレートに伝わり、大変好評を得ています。この壁新聞を通して全国に「森の小人」の活動を報告できることを嬉しく思います。
【栃木県】
5つのメイン活動を「エコリンピック」と命名したことろが COOL ! それぞれの活動のポイントも分かりやすいです。 皆さんの吹き出しの感想から、 どの活動も楽しそうで、役立ったことが伝わってきました(^^♪
田中広師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
栃木県 その1
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