2019.07.10 掲載
兵庫県は15枚の応募があったよ!その中から1枚をご紹介。
今週は吉野師範です。よろしくお願いしまーす!
玉一アクアリウムのみなさんへ
師範から一言!
まずは、「ありがとう」のお礼です。みなさんの壁新聞を読んでいてうれしくなりました。活動を通じて知ったことや発見したことなど、みなさんが伝えたいと思っている情報がいっぱい詰まったすばらしい壁新聞です。『復活・明石川にアユを戻そう』、みなさんの熱い思いが伝わってきました。
外来種を調査し、駆除するという地道な活動が「目的」ではなく、明石川にアユを呼び戻すという大きな夢のための「手段」であったことがよくわかりました。日ごろの活動の目的がはっきりしていることが、壁新聞を読んでいてよくわかります。
アユを見て、匂って、触って、味わって、すべて実際に体験した内容を伝えています。アユが戻ってきて、明石川周辺のお年寄りが昔を懐かしんで喜ばれるのが楽しみです。孫の世代からの心がこもった大きなプレゼントです。このような地道な活動が、やがてまわりの人の意識を変え、ごみがないきれいな明石川になることを願っています。ぜひ、お世話になった人にも壁新聞の内容を伝えてください。情報発信(影響力の行使)を期待しています。
とっておきのゴシドウ★
みなさんは、日ごろからすばらしい活動を継続しています。その中でも、今回は「自らの学びがあって、他からの学びがある」についてお話します。みなさんは明石川だけを観察し評価する(絶対評価)のではなく、「住吉川や都賀川ではどうなっているのか」、そのちがいを定期的な観察をしています。他の事例と比較評価する方法(相対評価)も採用しています。この二つの評価が定着し、バランスしていることがすばらしいと思います。他の川を見たときにも、明石川のことを知りつくしているみなさんだからこそわかる発見があるのだと思います。がんばってください。
吉野師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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