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【2018 壁新聞道場!】たのもーーーう!沖縄県 その2

2018.07.25 掲載

沖縄県は3枚の応募があったよ!その中から1枚をご紹介。
今週は岡本師範です。よろしくお願いしまーす!

沖縄県 その1

竹富町「西表ヤマネコクラブ」
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西表ヤマネコクラブさんへ
師範から一言

西表ヤマネコクラブ結成20周年、おめでとうございます。平成9年5月に結成して20年になるのですね。たくさんのメンバーが巣立っていって、西表ヤマネコクラブでの経験を活かして、社会で、学校で、いろいろな所で活躍しているのですね。すばらしいなー。

西表山猫新聞は、毎年読んでいます。毎年、すばらしい新聞だなーと感心しています。今年もすばらしい新聞をありがとう。

何がすばらしいか?一つにはメンバーのみんなが自ら書いていることです。当たり前だよ!と言うかも知れませんが、意外と自分たちの手で書いているのはめずらしいんだよ。これだけの新聞記事を書くのは、とても大変だよね。

二つ目は、字だけでなく写真や絵を描いて、自分たちの活動を視覚化していることです。そうすると活動がとても分かりやすくなり、読む人にとってありがたいです。

三つ目は、黒一色ではなく、いろいろな色を使ってアクセントをつけていることです。特に注目して欲しいところは、大きな字で、かつ色つきの字で書いていて、読む人に目を向けさせる効果がありますね。

四つ目が一番評価出来ることです。それは、何をやったか?行動したか?だけでなく、その結果の報告と共に自分たちで考えたことや感じたこと、どうしてそうなったのかを書いていることです。自分たちは一生懸命やったのだと、やったことだけを書いてくる新聞も多いのですが、西表山猫新聞のすばらしさは、結果の報告だけでなく、自分たちで考えたことを書いてあるのが、とってもすばらしいです。このような新聞作りは、後輩たちにひきついで、西表山猫新聞の伝統にすると良いと思います。

20周年記念で今年は、さまざまな行事に取り組みました。その一つが西表島とやんばるが来年同時に世界遺産に登録されるだろうということで、世界遺産に登録されるとどんな良いこと困ったことがあるのでは?と考えてみました。そしてやんばるをもっと良く知ろうと自然観察をして、やんばると西表島の似ていることと違っていることをまとめました。良く観察してまとめたなーと感心しました。世界遺産に登録されると、関心を持ってくれる人が増えて良いですねー。でも観光客が増えてごみが増えたり、木々や花を切ったりという困ったことが心配ですね。ガイドをする人に注意をしてもらうように良く頼みましょう。以前の新聞にも取り上げられていましたが、西表ヤマネコが交通事故にあうことが増えるのもとっても心配ですね。標識を立てることと車を運転する人に十分注意するように言うしかないのですかね。ヤマネコに車に注意しろと言っても無理ですからね^^;

二十周年記念行事も行いました。浦内川自然観察ツアーをメンバーのみんながガイドをしたことはとても良いことです。ガイドをすることになると一生懸命勉強したと思います。勉強してみると気が付かなかったことや知らなかったことなど新しい発見があったと思います。意外と知っていると思っていた西表島の事は、まだまだ知らないことがたくさんあるのだと目を覚まされただろうと思います。ますます西表島を大事にしなければいけないなーと再発見したと思います。

ヤンバルクイナとイリオモテヤマネコは沖縄県の固有種であります。しかし、絶滅が危惧される生き物になっています。みんなで注意深く見守り、絶滅しないようにしましょう。

とっておきのゴシドウ

ホタル観察も毎年やっている活動ですね。今年は、エサのカタツムリを食べるか、実験をやってみたのですね。人が言っていることが本当か?を自分たちで調べることはとても大事な活動だと思います。今回はアカホタルモドキは「西表島」にはいないと専門家が言っているが本当だろうか?ということで、アカホタルモドキの幼虫とカタツムリを一緒にしてカタツムリを食べるか実験をしました。今回は食べなかったので、「西表島」にいないのは本当だろうか?専門家のいうことだから、正しいとは思わずにしっかりと実験で確かめて下さい。

実は私の庭にはシジュウカラがエサのひまわりを食べに来ます。そこで庭の端の離れた2か所に巣箱を置いたら、両方にシジュウカラが入って、たまごを産み、ヒナがかえりました。専門家は、シジュウカラの縄張りは100mなので家の庭の様な狭いところには、両方が巣をつくることはない!と断言していました。しかし、実際は2年間2か所の巣に入ってヒナを育てました。専門家の言うこともあてにならないなーと思っています。みなさんも専門家の言うことをうのみにせず、自分たちの目で確かめるようにすると良いと思います。がんばってください。

水質調査でCODの値に疑問を持っているようですが、説明書をしっかりと読みましたか?水を吸い込んでからある時間(温度によって4分~6分)をおいて、着色状態で数値を出すように書いてありますね。それをちゃんと守っていますか?CODの色は時間と共に変化するので、判定する時間はちゃんと守ってやらないと、くるってしまいます。それに指などを水に入れてしまうとCODの値は高くなってしまいます。パックテストでは、指を水に入れてしまうことがよくあるようですよ。

岡本師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

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沖縄県 その1

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