2017.11.15 掲載
岡山県は2枚の壁新聞の応募があったよ!今週は岡山ハッケンジャーさんの新聞をご紹介!
今週は池田師範です。よろしくお願いしまーす!
岡山県 その②
岡山ハッケンジャーのみなさんへ
師範から一言!
いろいろな生き物たちのSOSを新聞で伝えるというアイデアがいいです。フィールドで生き物たちのメッセージを受け取ることができるのは、ふだんからフィールドに足を運び、生き物たちのことを考えているからだと思います。
鳥たちにとっては営巣場所とエサの問題が多そうですね。鳥の種類によって生態系ピラミッドのどこにいるか異なりますが、頂点にいる種類(猛きんなど)ほど広い自然が必要なのでSOSをうけとったら、そのメッセージをまわりの人たちに伝えていきましょう。新聞に書いてくれた鳥の中ではツバメは人のすぐ近くに住んでいます。わが家に10年ほど前に営巣したころは近くの河原にいい泥があったようですが、河原が整備(せいび)されてからはいい泥が少なくなったのか、ヒナの成長途中に巣がくずれてしまったことがありました。
秋の味覚“栗”もどんぐりの仲間です。私もどんぐり(スダジイやマテバシイ)は機会があれば食べています。今回はすり石と石皿を使って、どんぐりをコナにする体験をしたようで、おもしろそうだなと思いながら読みました。てきどに小さい丸い石と大きくくぼんだ石の組み合わせは苦労してみつけたと思うので、昔の人はそのセットを大切に持ち帰ったでしょうね。
とっておきのゴシドウ★
カエルのようにライフサイクルで水中と陸地が必要な生き物は、そのどちらかがなくなってしまっても生息することができませんが、水中と陸地の移動エリアについても考える必要があります。たとえば、オタマジャクシからカエルになって森に移動しようとしたときに、途中にみぞや大きな段差があると移動できなくなってしまうからです。
生き物を守るときは、そのライフサイクルを考えてその生き物がくらす場所を大切にする必要があります。
池田師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
岡山県 その②
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