2017.05.10 掲載
栃木県は18枚のかべ新聞の応募があったよ!その中から2枚をご紹介。
今週は西澤師範です。よろしくお願いしまーす!
栃木市「イオンとちぎチアーズクラブ」 | 真岡市「真岡児童館 やさしクラブ」 |
イオンとちぎチアーズクラブのみなさんへ
師範から一言!
今年のイオンとちぎチアアースのテーマである「動物」について特集がくまれ、写真がたくさん使われていて、構成もよくとても楽しい新聞になっています。そして、自然の中にいる生き物だけでなく、動物園や動物愛護センターなど、人間によって飼われている動物について考える機会があったこと、これも貴重な体験です。とりわけ、動物愛護センターでの学習は、私たちが簡単な気持ちでペットを飼うとそのペットたちはどうなってしまうのか、生き物の命の重さや大切さを改めて考える良い機会になったことでしょう。
また、壁新聞の下半分の記事から、このクラブが本当にいろいろな体験活動をしてきたことが分かります。これからもたくさんの体験を重ねていって下さい。
とっておきのゴシドウ★
壁新聞で一番伝えたいことのテーマを決めて、まとめる方法はとっても良いと思います。今回の動物をテーマにした壁新聞、活動内容の一つ一つが写真とコメントでよく分かりました。ただ、残念だったのは、この新聞だと、イオンとちぎチア−ズクラブの活動そのものについては知ることができますが、それぞれの活動を通じて、子どもたちが何を感じ、他のエコクラブや地域の人に何を伝えたいかがあまり分からないのです。月に1回の活動だけで、壁新聞を作る時間をとるのも大変だと思います。さらに、外の人にアピールするような情報発信をする時間はあまり取れないかも知れませんが、自分たちが「体験した」で満足せず、ぜひ学んだことをアピールするような機会を作る、もしくは壁新聞で活動を通じて伝えたい想いをぜひ次号の壁新聞では書いてみて下さい。
真岡児童館 やさしクラブのみなさんへ
師範から一言!
東北の地震の被災者に何かできないかと5年前に始めた「児童館ショップ」の取組についてとても詳しく分かりやすく紹介した壁新聞です。まずは震災のことを忘れず、継続してこの活動を続けていることに拍手です。地震や豪雨による自然災害は、起こったあとすぐは募金や支援など行動を起こしやすいですが、時間が経つと忘れてしまう人もいます。そんな中、クラブの当たり前の活動として、この募金活動が5年続いており定着しているのは、頭がさがります。たぶん、サポーターさんのおかげでもあるんだろうと予測します。
エコ商品もいろいろな種類があるし、毎月11日から1週間を募金の機会にしているというしくみもステキです。そして、なにより、壁新聞のまとめの欄にもあるように、エコ商品を販売することで「作る人も楽しい、買ってくれる人もうれしい、募金を受け取る人もうれしい、ごみがへるのでうれしい」の一石四鳥の活動です。さらに、5年間で84万円余りの募金が集まったというのが、これまたすごい。とにかく、すばらしい活動です。
とっておきのゴシドウ★
この募金活動で、宮城県の保育園や小学校などに募金が渡されているようですが、この活動を通じて、宮城県のお友だちと手紙を交換したりしていないのかな? 何か交流が始まったということもないのかな? そのあたりがもっと知りたくなってきます。
それから、エコ商品を買ってくれている人たちはどんな人たちかな? 買ってくれた商品はちゃんと使ってもらえているのかな? 今度は、そのあたりのお話もぜひ壁新聞で報告して下さい。いずれにせよ、これからもぜひ続けていって欲しい活動の一つです。京都からも応援しています。
西澤師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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2016年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201703311342.html
2015年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201603301552.html
2014年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201501071712.html
2013年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201204191131.html