壁新聞道場! バックナンバー

壁新聞道場!

【壁新聞道場!】たのもーーーう!東京都

2016.08.03 掲載

東京都からは4枚の応募があったよ!
今週は西井師範です。よろしくお願いしまーす!

中央区
「中央エコキッズ」
新宿区
「こどもエコ広場新宿」
調布市
「リトル・キャッツ・アイ」
青梅市
「おうめこどもエコクラブ」
16-13-01.JPG 16-13-02.JPG 16-13-03.JPG 16-13-04.JPG


中央エコキッズのみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━

中央エコキッズのみなさん、こんにちは。みなさんは中央区立環境情報センターで活動しているんですね。私も別の区の施設で、いつも小学生に環境のイベントや講座をやっているので、何となく想像が出来て親近感を感じます。

今回は環境情報センターも入っている「東京ガーデンスクエア」の全体を見たという事ですが、こんなにも緑のあるビルがあるなんておどろきですね!あの辺りはビジネス街というイメージがありましたが、みなさんの壁新聞は写真が上手にのせてあったので、どんな場所かがとてもわかりやすかったです!

これだけ緑が多ければ、生きものもあつまってくるでしょうし、クールスポットとしての効果もばつぐんですよね!これからも、東京の真ん中にあるみりょく的な環境を、壁新聞で伝えていって下さい。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

私は自然や環境の事を「楽しく」「わかりやすく」多くの人に伝える仕事をしています。その仕事をしている中で「自然が多い場所なら、誰でも自然を見つける事が出来るけれど、都会の中では自然見つけられる人は少ない」という言葉を耳にした事があります。

当然、大自然の中の方が多くの種類、多くの数の植物や生きものが見られます。しかし自然が少ない場所では、どのような環境なのか、そしてどんな生きものが集まってくるかを普段から見て理解していないとわからないですよね。

その点、みなさんは都会で生活し、都会で活動をしているので、周りの自然や環境をよく見ていると思います。そういった事を理解しているみなさんは、都会の環境を将来良くしてくれる可能性をひめた、とても貴重で頼もしい存在です!

まだまだ学年が上がってたくさんの事を学ぶと思いますが、これからも「都会で見られる自然」や「都会の環境」などをもっと追究し、都心だからこそ意味があるみなさんの取り組みを全国に広めていってほしいとねがっています。


こどもエコ広場新宿のみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━

とても良いデザインの壁新聞ですね!写真と文字のバランスが良く、それぞれの活動の中身がよくわかります。見たり、聞いたり、物を作ったり、食べたり、とにかく毎月体験がもりだくさんですね!とってもうらやましいです!

私は小学生の頃の学校の授業はあまり記憶にありませんが、小学生の頃に体験した楽しかった思い出は、大人になった今でもよく覚えています。このように文字で勉強する事とちがって、体験するという事はずっと思い出にのこります。みなさんのように、環境のことを体験して学ぶというのはとても良い方法です。

これからも、たくさんの面白い活動の報告をのせて、読む人にも楽しさを分け与えてくれる、そんな壁新聞を期待しています。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

みなさんの壁新聞は見やすくて読みやすいだけでなく、感想や読む人へのメッセージもしっかりと書かれていますね。とても完成度が高いので、こうした方が良いだろうという注文も特に無いのですが、ひとつだけ疑問を持った事を聞いてみたいと思います。

みなさんへの一言でも言った事ですが、毎月どれも楽しい体験をしながら、幅広い環境問題のテーマを学べているのは、とてもすごい事です!これらのテーマは、どうやって決めているのでしょうか?

私のはたらいている所では、どんなプログラムをやるかを考える時に、なるべく「こんな事なら興味があったり、楽しんでくれたりするんじゃないかな?」と、来る人の顔を想像しながら企画を立てています。しかし人というのは、みんなちがって、みんな良いものですよね。なので、いろんな人が集まるイベントで、全員が満足する100点の結果を出すというのはある意味、永遠の目標です。100点に近づける方法はやはり、もっと多くのみなさんの意見を直接聞いて取り入れる事なのですが、それがけっこうかんたんなようで実現するのがむずかしいんですよねぇ…。がんばらなくては。

みなさんの場合はサポーターに当たる方々が、こんな気持ちの人がいるかも知れないので、日頃からエコな事や楽しい事にアンテナをはり、関心を持った事を周囲に発信してみましょう。自分自身でエコな活動をスタートする事は、周りの人も巻き込んでいくきっかけになって良いと思いますよ。もし、すでにみなさん自身でテーマを決めているとしたらごめんなさい、その方法でこれからもますますがんばって下さい!


リトル・キャッツ・アイさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━

2014年度から担当させてもらっていますが、今年も非常にレベルの高い壁新聞ですね。幼稚園の頃から年上のお姉さん方と同じ経験をつんできた、まさに集大成だと感じる内容です。

私が気になっていた「プロジェクトD」。2年ごしに発芽したドングリを、ついに送り出せましたね。私も何かを育てている時にいつも思いますが、手塩にかけて育てた動植物は、自分の家族同然に思えます。今回、ドングリの苗という家族を送り出した事で、コナラやブナなどの樹に対して、深い深い思い入れが出来たと思います。環境を考える上では、そういった「自然を自分の事として捉えられる事」につながる体験はとても重要です。この経験でまたひとつ、自身の成長につながった事でしょう。

そして中学卒業に伴い、幼稚園から続けてきたこどもエコクラブも卒業となりますね。お疲れ様でした!ユースでの活躍を、心から期待しています!

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

高校生に上がって、おそらくユースとして活躍している事と思います。高校生になると、行動範囲がぐっと広がる人が増えますが、いろいろな場所に出掛けている、もしくは行く予定などはありますか?

私は環境の勉強を始めてから環境に関する仕事に就いた今までによく感じてきた事は、環境は人間の生活=社会と密接な関係があるという事です。今回の壁新聞でCOP21を取り上げているので理解していると思いますが、気候変動などは正にその最たる例です。

今後は人間社会に対する見識も少しずつ蓄積してゆけると、自ずと活躍の場も広がると思います。環境の事をよく知り、他者に発信するためにも、社会の動きにも注目してみて下さい。

 

おうめこどもエコクラブのみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━

みなさん、こんにちは。去年も2014年度の壁新聞も見させてもらってゴシドウをしましたが、今回も見る事が出来てうれしいです!

環境に配りょされた竹紙の利用や、いらない布を再利用したガーランド作りなどは、私がはたらいている施設でも行ったので、作る大変さや楽しさが伝わってきます。エコプロダクツには出展していましたが、とても広いけど、どれもためになるので、全然時間が足りないくらいですよね!

今回はいろんな活動をピックアップしてくれていて、本当に多くの有意義な活動をしている事がよくわかりました!内容も3Rから自然活動まで、いろいろな事がのっていて、とても良い壁新聞だと思います。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

みなさんは、毎回いろいろな経験をしているので、とても充実した活動だと思います。中でも、山の現実を見て学び、木を暮らしに活かす取り組みや、青梅の「梅」の復興など、地域に根ざした活動が毎年いくつも入っている点が、非常にすばらしい事です。

地域の事や生活の事と関係があれば、ただ勉強をするよりも環境をよく理解できますよね。そして自分の地域や生活と関係があるからこそ、環境問題を解決するため取り組みを真剣に続けていけますよね。

そうした取り組みを毎年出来ている事、しかもいろいろなテーマを体験して学べている事は、みなさんの将来にとって絶対にプラスになると思います。これからも自分に関係がありそうなテーマを調べて、積極的にやりたい事を考えてチャレンジしてみて下さい!

西井師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
uti-t.png

ご意見ご感想もお待ちしております!
〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町1-4-16 馬喰町第一ビル9階
公益財団法人 日本環境協会
TEL:03-5643-6251 FAX:03-5643-6250
Email: j-ecoclub@eic.or.jp

師範紹介ページはこちら! その① その②

2015年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201603301552.html
2014年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201501071712.html

2013年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201204191131.html