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【壁新聞道場!】たのもーーーう!愛知県 その②

2016.06.29 掲載

愛知県は4枚の応募があったよ!その中から1枚をご紹介。
今週は岡本師範です。よろしくお願いしまーす!

愛知県 その①

豊明市「豊明エコキッズ」
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豊明エコキッズのみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━

豊明エコキッズのみんなが作ってくれた壁新聞は、1月から12月まで、そしてゴールするすごろくのように月ごとに活動したことをまとめてくれたので、大変面白く、分かりやすい新聞でしたよ。写真でみんなの活動がよく分かり、みんなが感じたことや発見したことが書いてあり、とてもすばらしい新聞ですね。

1月は防災七草がゆということで、災害の時に備える活動になっています。昔は災害という考えはなかったかもしれませんが、最近の日本各地で起こる災害を見ていると、いつかは自分たちも災害に会うかも知れないので、大切な活動になっていますね。おひたしを作ったとのことですが、おかゆも作ったのでしょう。へー!タンポポは意外とおいしいのですね。

2月は広報活動で大根を売ったのですね。大根は冬のしゅんのやさいですから、おいしいです。自分たちの畑で作った大根だったのでしょうね。いろんな人としゃべれたので楽しかったですか?物を売ったり、大人の人や自分より小さい人ともしゃべるという、とってもだいじな経験をしたと思います。

4月は廃油せっけん作りです。表紙に書いてある“まって すてないで!”、その通りですね。ごみとして捨てないで、使えるものに変身します。作ったせっけんで実際に洗ってみる経験もしました。ちゃんとよごれが落ちますね。でも、せっけんづくりは大変だったでしょう。危険もあるので、とっても気を付けなければいけません。

4月は、皆瀬川の清掃と看板設置もやったのですね。川に誰かがごみを捨てるのでしょう。あるいは道などにあるごみが風に吹かれて川に落ちたのでしょう。ごみのない川って見たことないですね。せめてごみを捨てないでくださいということで看板を作ったのですね。みんなが看板を川のそばに立てているところを、多くの人が見ている中でやるようにすると、たぶん、さらに効果があるかと思います。こどもたちががんばっているようすを見せることで効果があがるでしょう。

7月は大狭間湿地の観察会です。9月にも大狭間湿地観察会をやりました。8月には二村山自然観察会をやりました。豊明市は自然がいっぱいあって、いいですねー。

7月はトンボを見つけました。メダカも見つけました。9月には野原の花を見つけました。りすもいるなんて良いところですね。8月の二村山では、虫さがしをしました。みんなの大好きなカブト虫もいましたね。とって家に持ち帰ったのですか?ムカデもいたようですね。あんまり気持ちのいい虫ではありませんね。虫と鳥は仲良くしてほしいという気持ちはよく分かります。しかし、鳥は生きるために虫をエサとして食べることもゆるしてあげてください。自然観察でだいじなことは、5感:目で見る、耳で聞く、べろで味わう、はなでにおいをかぐ、手でやわらかい、かたいなどを感じる、の5感をはたらかせることがだいじです。こんど、自然観察をした時は、目で見ての感想だけでなく、耳やはななどで感じたことの感想も書くと良いと思います。

8月は、水質パトロール・清掃もやったのですね。川にはいってみたら、思ったより水がきれいで気持ちよかったので、魚とりもやったようですね。いろいろな魚がとれましたということで、絵にかいてはってくれました。みんながかいてくれたのかな?じょうずですね。

9月はリサイクル施設を見学しました。鉄の量が多かったと書いてありましたが、アルミも多かっただろうと思います。自動はんばいきではアルミ缶が多く使われているようですね。もっと物を大切にしたいと書いてくれました。そのように思ったことは、どうしてだろう?そう思った理由を一つでも二つでも書いてくれるともっと良い見学会になると思います。自動はんばいきもごみとして出ていたのは、ビックリですね。でも今回の見学で、みんなが物を大切にしたいと思ったことが一番すばらしいことであり、私もうれしいです。

10月いもほり、11月はエコクッキングでピザを作りました。10月に取ったいもでやきいもも作ったのですね。自分たちで最初から料理をしたものは、とてもおいしかったと思います。表紙にはりつけてくれたピザのもけいが本物のようですばらしいです。意外にダンボールにアルミはくを貼っただけで炭を入れて焼くことができるのですね。みんなが一生けんめい料理をしているところやおいしそうに食べている写真もいい―ですね。やはり多くの人といっしょに食事をするとおいしいですよね。一つ、聞きたいことがあります。エコクッキングと書いてありますが、どういうところがエコなのでしょうか?

12月にも清掃活動を行いました。きれいにしてあるところはごみが少なくて、草が多い所はごみが多いとは、どういうことですか?その理由もみんなで考えてみてください。それが分かるとごみが少ないまちにするには、どうすれば良いかが分かると思います。

ゴールに書いてあるエコキッズの活動を多くの人に知ってもらい、豊明の自然やまちをきれいにして、さらにたくさんの人に伝えて、ほかの人たちとも交流して、いっしょに活動したい、とってもすばらしい考えだと思います。

がんばってください。来年もすばらしい壁新聞が来ることを期待しています。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

5,6月は、野菜づくりです。きゅうりやナスを作ったのですか?虫や病気の対策や雨が降らない時は水やりを欠かせません。そして台風や大風の時は、支柱が 倒れたり傾いたりするので、その面倒も見なくてはいけません。
実際にみんなのように畑作業をやってみると農家の人の大変さが分かります。野菜などを食べる 時に農家の人の大変さが頭に浮かぶと、大事に食べ、残しては申し訳ないなーと思うでしょう。大切なことですね。
それと虫などで穴が開くと売り物の商品にな らないということで、農薬などを使って虫が付かないようにもしています。でも、ちょっと考えてください。虫が食べる物は、人間が食べても害があるわけではありません。だったら、虫食いのある野菜でも食べられるはずです。無農薬の野菜は、虫食いがある可能性があります。これは私たちの食に対する考え方です。 曲がったキュウリは売り物にならない。虫食いの野菜は商品にならない、と農家の人が考えるのは、私たち消費者、野菜を買う人のせいではないでしょうか?農 薬は虫にも人間にも害があります。農薬を使わない野菜を食べるには、私たちが考えを変える必要があります。
こんなこともみんなで話し合いをしてみたらどうでしょうか?

☆★サポーターの方へ★☆
廃油せっけん作りでは、苛性ソーダを使っています。ご存じだと思いますが、硫酸や塩酸などの酸性の試薬と苛性ソーダのようなアルカリ性の試薬は、どちらが危険かと言うと、アルカリ性の試薬、特に苛性ソーダはめて危険な試薬です。ですから劇薬と書いてあります。皮膚に付いた場合、硫酸などはすぐに洗えば大丈夫ですが、苛性ソーダは、皮膚に付くとすぐ皮膚が溶けてしまい、水で洗っても跡が残ります。特に眼にはいった場合は悲劇です。従って、苛性ソーダなどの薬を使う場合は、メガネをかけることが絶対の条件です。写真を見るとこどもはメガネを掛けずに牛乳パック を振り混ぜていますが、もってのほかです!!できればこの危険な作業は、大人の人がやった方が良いと思います。牛乳パックでやることもお勧めではありません。牛乳パックの内側はプラスチックの薄膜でコーティングされていますが、紙、パルプは苛性ソーダで溶けてしまうので、ちょっとした穴が空いてたら、苛性 ソーダが漏れてきます。大変危険です。

岡本師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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愛知県 その①

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