【壁新聞道場!】たのもーーーう!福岡県
2016.06.29 掲載
福岡県からは2枚の応募があったよ!
今週の品川師範です。よろしくお願いしまーす!
北九州市「イオン若松チアーズクラブ」 |
筑紫野市「エコまめクラブ」 |
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イオン若松チアーズクラブのみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─
「かっぱ」なんて,僕が子どもの頃には騒がれたものですが,今でも話題になるのでしょうか。それはさておき,合言葉はできることからはじめようで,毎年テーマを決めて活動しているようで,この壁新聞では山田緑地で「森林づくり」に取り組んだここ2年間の活動を報告してくれました。中でも生き物ピラミッドで,森を地下まである大きなマンションに例えて学習しているのはとても素晴らしい工夫です。これならば低学年の子どもたちにも理解しやすいと思いました。どなたが考えついたのでしょうね。森林プロジェクトでは,みんなで「木」のポーズをしている写真が載りました。子どもたちは天才です。面白いことをして楽しんでいます。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★
壁新聞で気づいたところを拾いました。「紅はるか」というのは,ここで栽培したサツマイモの品種の名前ですね。初めての人には少し判りにくかったのではないでしょうか。それと森林プロジェクトのところで,大木マップ作りは面白かったでしょうね。すこし注意してほしいのは,木の名前には標準和名が決められていて,科学的な調査ではこの全国共通の標準和名を使う約束になっています。ですから,ここに登場する「チシャノキ」は「エゴノキ」に,「スギノキ」は「スギ」に,変更してカタカナで表記して下さい。それ以外の記事はよく報告がまとめられていて見やすい記事になっていると思います。見出しや本文などにも工夫が見られます。
エコまめクラブのみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━
三兄弟のクラブ員と2人のサポーターでこれだけの記事をまとめるのは大変だったのではないでしょうか。よくできています。
まほろばの森ビオトープのアメリカザリガニ捕獲大作戦の全体を書いてくれました。ここでは外来種であるアメリカザリガニをつかまえて食べてしまうという面白いプログラムにしています。もちろん,海外での食べる習慣も紹介しています。どんなあじがしたのかな?
全体はアメリカザリガニの捕獲と調理の二つに分かれていますが,ニホンザリガニとアメリカザリガニのちがい,生態のちがいなどももう少しくわしく説明があると,捕獲する理由もわかりやすいのではないでしょうか。塩ゆでにして食べるのは外国ではよく見かけます。中華料理ではくだいてスープのだしを取ります。外来生物ですが身近な生き物であることを理解していただきたいと思います。
サポーターへのとっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★
壁新聞の副題と応募用紙に誤字がありました。「補獲」ではなく「捕獲」です。これからは注意しましょう。
これはサポーターにお願いですが,自然体験や生物多様性など,難しいことをやさしく読み解いて低学年の時から積極的に解説してやってください。作家の井上ひさしさんが生前に繰り返し言っていたことばに「むずかしいことをやさしく,やさしいことをふかく,ふかいことをおもしろく,おもしろいことをまじめに,まじめなことをゆかいに,そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」があります。僕もそんな言葉の使い手に少しでも近づきたいと願っています。そして自然や生き物が人間や人間の活動と深く結びついていることも教えていただきたいと思います。遊びながら五感を鍛え,感受性豊かな子どもになってくれることを心から願っています。
品川師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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