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【壁新聞道場!】たのもーーーう!栃木県 その⑥

2016.06.22 掲載

栃木県は21枚の応募があったよ!その中から1枚をご紹介。
今週は西井師範です。よろしくお願いしまーす!
 

栃木県 その① その② その③ その④ その⑤ その⑦ その⑧ その⑨

大田原市「大中戦隊エコレンジャー(大田原中学校)」

16-09-15.JPG大中戦隊エコレンジャー(大田原中学校)のみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━

この壁新聞は、見た目はきれいに、中身は簡潔に、とても上手くまとめられていて読みやすかったです。そして肝心の取り組みのテーマも「ごみ」「リサイクル」「グリーンカーテン」「地球温暖化」とバランスが良い上に、それぞれに手応えのある結果が出ている所も素晴らしい!これはきっと、学校の生徒・生徒の家庭・地域のお店など周りの人の協力と、活動を個人ではなく地域の範囲まで広げたみなさんの着眼点が、成功を収めた要因です。

大人にとってはみなさんのような中学生と話す機会は普段あまり無いので、日常の行動を見直す大きなきっかけになりますし、中学生も親や学校の先生などの大人に言われるより、同じ中学生同士から注意される方が効果的な場面も多くあるんじゃないでしょうか?

中学生のみなさんだからこそ、大人以上の成果が出せる可能性があると思います。これからも異なる場所、異なる年齢の人など、様々な人を刺激しながら環境に対する活動を続けて下さい!

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

ペットボトルはどの家庭でも本当に多く出る物ですよね。ペットボトル回収の取り組みでは、とりわけ大きなCO₂削減の効果が得られていて、とても素晴らしい結果だと思います。

私が働いている環境教育の施設では、小学校4年生に対して定期的にごみの3Rの学習をしていますが、どの生徒もペットボトルの分別方法を正しく答えられるので、それだけ普段から多くのペットボトルを分別しているのだと感心しています。しかし一方で、実は少し危惧している点もあります。
3Rで考えると、生産→流通→回収→再資源化といろいろな所でエネルギーを使うリサイクルよりも、生産や処理自体も減らす「リデュース」の方が、CO₂削減効果が高いと言われています。今回の活動でどのくらいの量のペットボトルが集まったかが分かったので、次に機会があった際には、資源回収と同時にペットボトルそのものを減らす呼びかけも行ってみてはいかがでしょうか?回収した量と減った量を合わせれば、きっとさらにCO₂削減量がアップすると思います。

これからも、たくさんのエコな取り組みを頑張って下さい!

西井師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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