2015.12.25 掲載
静岡県は20枚のかべ新聞の応募があったよ!その中から1枚をご紹介。
今週は大竹師範です。よろしくお願いしまーす!
静岡県 その① その② その③ その④ その⑤ その⑥ その⑦
原田湧水クラブさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━
こどもエコクラブ「原田湧水クラブ」のみなさん、こんにちは!自然のあふれた新聞をありがとう。きれいな、冷たい湧水に生きる水生生物や植物について勉強になりました。
富士山のふもとにあり、ゆたかな湧水の原田の自然をまもっていきたいですね。新聞の左上に富士山があり、きれいな水が右下に流れる構図は動きが感じられて、いいと思います。原田になぜ湧水がわいてくるのか、富士山の構造を分かりやすく説明してあります。水が地面の表面ではなく、地中を流れるのですね。富士山は、大きな水がめですね。
すでに、10年以上クラブの活動を続けているそうですが、ことしは「バイカモ」に注目して活動をしました。新聞のまんなかのバイカモの大きなイラストがとても印象的です。
いぼとりふどうの水をいぼにかけるといぼが取れるという言い伝えがあるあるそうですが、みんなが水を大切に使うようにさせる、昔の人の知恵だと思います。
川にいる水生生物の絵がとてもうまくかけていると思います。川に生えているいろいろな草を食べてみたようですが、どの食べ方がおいしいかな?水がきれいだから、サラダが良さそうだ。水温が、13℃とか15℃は冷たいですね。長く水の中に入っていてだいじょうぶでしたか。でも、サワガニの赤ちゃんを見ることができて、楽しく活動しましたね。活動のようすをとった写真も効果的に使われています。説明文に使われている漢字には、ふりがながふってあり、親切です。クイズもあり、新聞を読んでもらおうという工夫が見られました。
まとめのところに、地域の人にも「バイカモ」が自生していることがあまり知られていないこと、みんなに知ってもらいバイカモが咲き続けるように、ゴミを拾い続けることで湧水をまもりたいと書いてあります。地域のひとに、きちょうなバイカモをもっと知ってもらうには、どんな活動をすればいいかな?このかべ新聞を読んでもらえば、分かってもらえると思いますよ。バイカモがいつまでも咲き続けるように、がんばってください。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★
ことしも10年以上続けている滝川の水質調査をしました。
「カワゲラ」などきれいな水にしかいない生物が多くてよかった!うれしかったですね。安心しまし たか?それもみんなが川のごみを拾ったりしているからでしょう。写真でそのようすがよくわかりました。水辺の活動も、PTAのみなさんと協力しながら行え ば、安心ですね。でも、川にごみを捨てる人がいなくなれば、ごみ拾いはしなくてすみますね。みんながゴミを正しく出して、川に捨てなくなるといいですね。 みんなは、ゴミ拾いをしなくても良い川にするにはどうすればよいと思いますか?一度、みんなで話しあってみてはどうですか?
★☆サポーターの方へ☆★
自然の大切さや水と生き物のつながりがよく分かる新聞になっています。図や絵もじょうずに描かれていますし、説明文の文字もきれいに書かれていて、読む人への配慮が感じられます。
「今年度はバイカモに注目してきました」とありますが、ゴミ拾いや川の生き物調査に加えてバイカモに関する活動にはどのようなことがありましたか?できれ ば、そのことも新聞に書いていただければよかったと思いました。また、子どもたちも熱心に活動していることは新聞からよくわかりました。活動を通じて、こ どもたちが、気づいたこと、感じたことが生の声をもう少し新聞に載せると良いと思います。
PTAの方々から、活動へのご協力をいただけるのはいいですね。
たんぽぽなどの外来種についても調査しているようですが、外来種をどう考えるか示していただけると、良かったと思います。
大竹師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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