2015.09.30 掲載
栃木県は23枚のかべ新聞の応募があったよ!その中から3枚をご紹介、今週は西井師範です。よろしくお願いしまーす!
真岡市「真岡小学校5年エコ・こだまが丘」 | 大田原市「大田原中学校」 |
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② |
真岡小学校5年エコ・こだまが丘①の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━
エコクッキングはとても良い題材ですね。料理はどの家庭にも関係がありますし、人は生きている限り食べ物を食べます。もし食べる事がエコとつながったら、多くの家庭で毎日続けていけるエコになりますよね!
また、エコクッキングの条件がきちんと決めてある所も大切ですね。「ごみの減量」「フードマイレージ」「省エネ」など、どれもいろいろなエコにつながる条件ばかりで、事前にしっかり調べてから取り組んだ事がわかります。
そして料理を作る人にとって「おいしい」「節約になる」という事は、どちらも重要なポイントです。世の中に求められているテーマと言っても良いエコクッキングを実際にやってみて、それが上手くかべ新聞にまとめられていて、とてもすばらしいと感じました!
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★
今回のテーマや条件を事前に調べた中で、他にも様々なエコクッキングの候補があったと思います。次にチャレンジしてみたいものはありましたか? ちなみに私は魚の骨を揚げたものや、種をいったものなどを食べた事がありますが、とっっってもおいしかったです!
ごみの減量や省エネは「一度実行したら終わり」というものではなく、それを続けていく事が環境問題の解決につながる方法です。でも、普段から家で毎日料理を手伝うのは難しいかもしれません。そのために、毎日料理を作ってくれるお家の人にもエコクッキングを伝えて、一緒に続けていけるようになると、さらに意味のある活動になりそうですね。
これからみなさんが成長して料理をする機会が増えた時に、もっと多くのレパートリーで、もっとおいしいエコクッキングが出来るようになっている事を楽しみにしています!
真岡小学校5年エコ・こだまが丘②の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━
私もアクリルたわしを毎日使っていますが、本当に洗剤を使わなくても汚れが落ちるんですよね。初めて使った時は「これはすごいエコグッズだなぁ!」とおどろきました。
そんなアクリルたわしの良い所や作り方がわかりやすくまとめてあるので、読んだ人もきっと使ってみたくなったんじゃないでしょうか。
そしてどの家庭でも食事が済んだら食器を洗うように、多くの人に毎日関係のある事に着目して取り組んだ点も、ナイスアイデアだと思いました。
飾り付けもはなやかで、とても女子らしいセンスを感じる、良いかべ新聞ですね!
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★
アクリルたわしをプレゼントしたのもすばらしいですね。多くの人が使ってくれれば、その分、洗剤を使わない家庭が増える。さらに「プレゼントになる」という事がわかれば、他のみんなも作ってみたくなる。そうすれば、どんどんアクリルたわしを使う人が増える。これはとても良いエコの広め方ですね!
しかし、ただエコグッズを使うだけでなく、いつも環境の事を考えて行動する事も必要です。まとめにもあるように、みなさんは「未来の自分たちのためにも」という意識を持っていますが、環境問題を真剣に考えるにはそれがとても大切です。これからもいろいろなエコグッズを通して「エコな意識を持とう!」という気持ちも一緒に広めていってほしいと思います!
大田原中学校さんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━
「スト温」という、覚えやすくて耳に残るフレーズを使っている点が良いですね。例えば、社会全体で取り組まれているエコアクションのひとつ「クールビズ」のように、相手の記憶に残りやすいフレーズを使う事は、広く認知されるために効果的な工夫です。学校でも徐々に浸透してきているのも、今までの成果が表れているのではないでしょうか。
学校や家庭での節電の取り組み状況などの数値化もしていますね。環境問題には目に見えない事がたくさんあるので、こうした客観的なデータを視覚化する工夫も大切です。
みなさんの「スト温」の取り組みへの真剣さが感じられる、良いかべ新聞だと思いました。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★
学校でも家庭でも、常に環境の事を意識して生活するのは苦労もありますよね。しかし、大勢で取り組む事で達成感や充実感、そして「大きな省エネ効果」が得られます。
大勢の人がいれば、中には「省エネって面倒だな」と思う人がいるかもしれません。省エネを始めたり継続するためには、続けたくなる気持ちを持ってもらう事が必要ですよね。そのために楽しい要素や家計に役立つ情報を盛り込んだものを打ち出していけると、さらに読み手の気持ちを動かせるかべ新聞になると思います。どこか環境問題をテーマに扱っている施設やイベントに足を運んでみたら、次に繋がる具体的なアイデアが見つかるかもしれません。
みなさんは「楽しみながらエコ活動が出来る企画を」という次のステップをしっかり考えられているので、ぜひこれからもっと「スト温」活動の内容が充実するよう、応援しています!
西井師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
ご意見ご感想もお待ちしております!
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