2015.05.13 掲載
茨城県は25枚のかべ新聞の応募があったよ!その中から八溝自然たんけんたいさんのかべ新聞をご紹介。
今週は岡本師範です。よろしくお願いしまーす!
八溝自然たんけんたいさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━
サシバのすめる里山作りと言うことで、みんなが里山、久慈川と押川、滝川やたんぼの生き物を1年間通して調べたことをまとめてくれた力作のかべ新聞でした。
里山だよりをこんなにたくさん発行しているんですね。このかべ新聞には、181号から214号までの中からいくつかを報告してくれました。181号から214号までというと、少なくとも1年間に34号発行していることになり、ビックリです。
みんなが発見した川の生き物、田んぼの生き物や山、池、畑の生き物を、サポーターの方がていねいにまとめてくれたのですね。
それにしてもさらに驚いたのは、トンボやカエル、小魚、鳥、小動物、虫・こん虫の種類や植物の種類を見分けて、発見したみんなの目のすばらしさです。
サシバに限らず、生き物が住んで、生きていくためには、エサが無いとダメですよね。それに住む家、場所が無いとダメですよね。天敵がいるのもダメですね。と言うことでエサの生き物と住む田んぼや畑がどうなっているか、をていねいに調べました。
生き物が住む田んぼの役割についてもみんなで考えましたね、お米を作る所だけでなく、しぜんのダムとしての役割もあります。土砂くずれなどのさい害をふせぎます。そして田んぼのまわりのあぜみちにも、たくさんの植物が生きています。植物だけでなく動物も生きていますと発見しましたね。いろいろな見方、役割があることを学びました。一方的な見方、考え方ではしぜんは理解できないことをみんなは、体験をとおして知りました。すばらしいやり方です。サポーターの人が上手にみちびいてくれたと思います。
冬になったら生き物はどうなるのかもていねいに調べましたね。これもサポーターの人がみんなに上手なアドバイスをしたようですね。冬になったらあたたかい所へ移動する生き物、土や葉っぱや石の下などに移り住む生き物、さなぎになる生き物、木の中に住む生き物などを知りましたね。
4年生のといたそらちゃん、2年生のかとうしおりちゃん、すばらしいうた、詩(し)を書いてくれました。これを歌にしてうたいたいですね。だれか曲をつけてくれると良いなーと思いました。
このかべ新聞に書いてあるサシバが安心して子育てができる田んぼや森の環境をつくることは、生き物たちと共存できる街である大子町になることだと思います。みんなが生き物調べをして、環境調べをして、どうしたらサシバのすめる自然になるのか、いっしょうけんめいに考えましたね。
すばらしい活動をこれからも続けてください。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★
里山だよりをたくさん発行しています。字もいっぱい書いてあります。里山便りでは、こんなことを知ってもらいたい、こうしてほしいなどを字だけでなく、写真や絵も入れて作ると見る人はすぐわかってくれるのではないでしょうか?
それとメンバーをもっと増やしたいとのことのようですから、クラブに入って活動するとこんなに面白いよ!楽しいよ!と言うのが分かるみんなの活動のようすの写真をいれるのも一つの工夫ではないでしょうか?
8月7日のなかがわ水遊園や木曜日の夜の交流会・学習会、川での生き物さがしの写真は、みんなのようすがよく分かって良いですねー。このような写真もすでに里山だよりにのせているようですが・・・
それとこども達の声もぜひ、のせるといいと思います。サポーターの意気ごみだけでなく、こども達の生の声、活動した生の声をぜひ、こどもの字で書いてのせて ください。たとえば、「ぼくははじめてへびにさわりました。はじめはこわくてさわれなかったけれど、サポーターのおにいさんが手助けしてくれたのでさわれ ました。すべすべしていて気持ちよかったです」とか「私はムカシトンボをみつけました。最初の発見者になりました、うれしい!」などなど。かべ新聞にものせてほしーな!
こどもエコクラブは楽しーよ!見学もします。生き物もさがします。生き物にもさわれるよ。きれいな花のにおいもかげますよなどなどが伝わるようにみんなで考え、サポーターの方もアドバイスしてあげてください。
この次のかべ新聞には、サシバもトンボもすめる里山にするために、みんなが農家の草取りをしましたとか、みんなができること、小さなことでも良いですから、こんなことをしました、その結果トンボも増えて、サシバもたくさん見られるよ!との報告を楽しみにしています。
岡本師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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