2014.12.19 掲載
三重県からは7枚のかべ新聞の応募があったよ!その中からイオン鈴鹿チアーズクラブの2枚をご紹介!
今週は岡本師範です。よろしくお願いしまーす!
鈴鹿市「イオン鈴鹿チアーズクラブ」
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☆かべ新聞をクリックすると大きな画像で見られるよ☆
イオン鈴鹿チアーズクラブ①の新聞をかいてくれたみんなへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━
とってもすばらしい、そして絵や写真がいっぱいあってみんなの活動がよくわかるエネルギー節約新聞を送ってくれてありがとう。それにしてもみんなはたくさんの活動をやりましたね。ビックリです!!
キッズISOにちょうせんということで、電気、ガス、水道の節約にちょうせんしました。これらの活動でだいじなことは、みんながいっしょうけんめい、どりょくして節約したことではなく、ちょっとした行動、少しむだをしているのではないかな、と思って電気を切る、シャワーを出しっぱなしにしない、歯をみがくときに水をちょっと止めるなどをすると節約になることを数字でかくにんしたことだと思います。
そうです!エネルギーを節約することは、肩に力をいれてがんばることではありません。きがついたちょっとしたむだをやめることで、意外にもエネルギーをたくさんへらすことができるのです。いっしょうけんめいやるといきぎれをして、3日ぼうずになりますが、自分でできるちょっとした行動であれば、毎日続けることができるはずです。
みんなはメーターがどこにあるかを見つけて、メーターの数字で節約の結果を調べました。とってもすばらしいやり方だと思います。自分たちでもこんなことができるのだと気が付いたでしょう。そして自信になったと思います。「これから」を読んでみるとみんなの意識がとても高くなったことが読み取れます。これからも、がんばらなくてもよいですから、ちょっとしたことを続けると良いと思います。お家の人もみんなが成長したことにビックリし、たのもしいこどもになったと喜んでいるようですよ!
エネルギー節約は、お金も節約になり、お家の人もうれしいです。そうするとみんなのおこずかいも増えるかも知れないね。自分のためにエネルギー節約をやると良いと思います。地球のために、なんて考えなくても良いです。自分のため、お家のためにやれば、結果として地球のためになりますよ!
里山保全の活動もすばらしい!育ちすぎた木やこんでいるところの木を切ると、どうなるか?分かりましたね。風通しもよくなり、太陽の日が地面までとどくようになると、草もはえてきます。昔のぜつめつきぐしゅの「ささゆり」がふっかつします。生き物だっていっぱいになるでしょう。ふった雨もすぐに流れださないで、山の中にたくわえられます。水が地面にしみこんで、きれいなわき水になります。どろも流れださないで、どしゃくずれもなくなります。それだけではありません。みんなもけいけんしましたね!まきがたくさんとれました。だんろの火になり、あたたかくなります。炭に変身します。炭は肥料にもなり、においけしにも使えます。木酢液もとれました。害虫たいじに使えます。今でも使っている人はいますよ。しいたけができる木にも使えます。
切られた木もこんなにいろいろと利用されると、たぶん喜んでいると思います。切ってそのままにしておくと里山保全にはなりません。里山保全って自分たちのくらしに大変役に立つのだなーって実感しましたね。
もりた農園の経験もしました。バイオディーゼルの勉強もしました。
みんなは2013年の1年間で大きく成長しましたね。こんど入ってくる下級生を教えることができるようになったと思います。楽しい思い出をたくさん作ってあげましょう。
エネルギー節約新聞のまわりには、かんばつ材からみんなが作ったバッチがはってあるとのこと。さわってみたらつるつるでした。そうか、写真だったのか?残念!
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・
一つ師範からみんなに質問を出します。みんなで考えてください。むずかしい質問ですよ。
なぜ、落葉樹は冬になると葉っぱを落とすのだろうか?落とさなくても良いのではないかな?落とすからには、何かりゆうがあるはずだよね?一人一人が考えた答えを書いてくれるとうれしいです。来年のかべ新聞にみんなの答えが小さく書いてあったら、師範もうれしいです。
イオン鈴鹿チアーズクラブ②の新聞をかいてくれたみんなへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─
おいも発電、水力発電、風力発電の3つをまとめてみましたね。そうですクリーンエネルギー発電新聞になりました。写真と絵をふんだんに使って、みんなの活動を紹介してくれました。24-04のメンバーよりは高学年生なのかな?水力発電や風力発電の見学結果を細かく説明してくれていますので、たぶん高学年生かなと思いました。
おいもがエネルギーの元ですよ!そうか、みんなの新聞を読んだら、確かにエネルギーが出ていました。おいもをてんぷらにしたり、ふかしたり、煮たり、焼きいもにしたりして食べています。そして私たち人間ははたらいたり、勉強したり、走ったりしているけれど、おいものエネルギーで動いているのですね。もう一つ、発電することもできるよ!ということでみなさんは発電にチャレンジしました。車輪がまわって発電が成功したことを確認できました。
おいもを作るまで、苗を植え、2回の草ぬきをして、おいもほりをしました。この時のみんなのエネルギーはお米だったのかな?まだおいもはできていないので。今回は、おいもは食べなかったのかな?せっかく自分たちで作ったおいもだから食べれば、きっととてもおいしかったと思います。
しゅうかくしたおいもをチップスにして、かんそうさせ燃やして発電させたのですね。発電のやり方は、おいもをそのまま燃やす方法とおいもをアルコールに変えて燃やしても、発電ができますね。
おいもをアルコールに変えるのは、お酒をつくるのと同じです。日本はこういう技術は得意ですよ。いもじょうちゅうという言葉を聞いたことがありますか?おいもをはっこうさせてアルコール=お酒にしたものをいもじょうちゅうと言います。
かんそうさせたチップスはどうやって、かんそうさせたのですか?太陽の熱でかんそうさせたのかな?何か燃やしてその熱でかんそうさせたのかな?太陽の熱なら良いけれど、何かを燃やした熱(=エネルギー)を使ったとしたら、ちょっと問題かな?おいものエネルギー引くかんそうのエネルギーが、おいもから取り出されたエネルギーになり、どのくらいになるのだろうか?
おいもからエネルギーを取り出して発電するのは、バイオマス発電といって、日本では多分これから増えていく、あるいは増やさないといけない発電だと思います。そのような体験をみんながやったことは貴重な経験です。
耕作放棄地を利用したこともとっても良いことですね。畑などは何もしないとざっそうが生えて、農地として使おうと思っても良い畑にもどりにくいことや虫などがいっぱい住んでしまい、こまることも多いようです。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・
水力発電所と三瀬谷ダムを見学して、水力発電所のダムの役割を勉強しました。ダムって発電だけに利用するのではないのですね。こう水にならないよう に水をためたり、下流の水量をちょうせつしたり、畑や田んぼに必要な時に水を流す、などとってもだいじな役割をしていることが分かりましたね。日本は山が たくさんあって、ダムと水力発電所が作れるところが多く、再生可能なエネルギーが得られる、クリーンなエネルギーであるなどいいところがいっぱいあるの に、どうして水力発電所が増えないのだろうか?みんなも見学したときに良い話はいっぱい聞いたと思うが、ぎもんに思うこともたくさんあっただろうから、そ んなことも聞いてみたり、みんなで話し合うと良いと思います。
風力発電も見学したのですね。風力発電もクリーンなエネルギー発電で す。でも、日本は世界で13位だそうです。ほかの国はいっしょうけんめい風力発電を作っていますが、どうして日本は少ないのでしょうか?また、新聞にも書 いてありますが、風が弱かったり、反対に強すぎてもダメなようですね。どうしてだか分かりますか?発電所の人に聞きましたか?
今回は実際のクリーンエネルギーの発電を体験する、見学をする、見てみる、作ってみるなど貴重な体験をしました。実際に見たり、聞いたり、さわったりすることがとても大事なことです。2013年は最初のいっぽかも知れませんが、とても良い経験をしたと思います。
少しずつ発電について理解できるようになったら、いろいろな問題点にも気付くようになってください。なぜ、広まらないのだろうか?なぜ、たくさん作らないのだろうか?など
ぎもんのことも考えるようにすると良いと思います。そんなことが気が付くようになると、自分で解決しようと思う人も出て来るかも知れません。環境に意識の高いみんなだから、これからの日本を作っていく人が出て来ることを期待しています。
岡本師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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2013年度の壁新聞道場 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201310251020.html
2012年度の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201204191131.html
師範紹介その1 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201407111133.html
師範紹介その2 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201407111145.html