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【壁新聞道場!】たのもーーーう!福岡県 その②

2014.11.21 掲載

福岡県は5枚の応募があったよ!その中から3枚をご紹介!
今週は岡本師範です。よろしくお願いしまーす!

福岡県その①

北九州市「たぶのきエコキッズ」1-13-40-01.JPG 春日市「くるりんポン」①2-13-40-04.JPG 春日市「くるりんポン」②3-13-40-05.JPG

☆かべ新聞をクリックすると大きな画像で見られるよ☆

たぶのきエコキッズ さんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

たぶのきエコキッズのみなさんの活動は、1月にエコキッズサミットに参加し、3月に全国フェスティバルに、11月には北九州市で開催された星空の街、あおぞらの街全国大会に、そして12月には四市連携の環境子どもサミットに参加して発表する、さらに福岡県子どもエコクラブ交流会に参加するなど、対外的な活動に積極的に参加していることに感心しました。

これらのフェスティバルや大会に参加して、自分たちの活動を発表したり、ほかの参加者との交流を深めたり、実際のものを見たり、体験したりして、自分たちの活動する力をたくわえることが出来ました。

たぶのき新聞の記事は、中学生が書いたのでしょう。とてもていねいに、きれいに書いてくれました。それと写真をふんだんに使い、みんなの活動や訴えたいことが一目で分かるように作ってくれました。何をやったか、何を言いたいか、良く分かります。

1月のエコキッズサミットは、やはり“くまもん”だよね。私も昨年、熊本に行きました。熊本城でくまもんと一緒に写真を撮りました。今や“くまもん”は全国的な人気者になっていますね。外国にも行っているかと思います。くまもんが登場する劇は上手くできましたか?どんな劇だったのかなー?

11月の星空の街、あおぞらの街全国区大会では、人工衛星から見た夜の世界地図にびっくりしたようですね。先進国のアメリカ、ヨーロッパと同じように日本も電気がいっぱい点いていて、夜でも日本の形が分かります。光害と言って、夜に星が見えにくい、生き物にも悪影響がある、私達人間の生活にも良いことではないと思います。もちろん、暗い夜も明るいので勉強したり、仕事もできる、楽しみも増えるなど便利なこともあります。しかし、電気を点けるためにエネルギーがたくさん必要になります。エネルギーをたくさん使うことにより、みなさんも知っているように地球温暖化が進んでいることにつながります。光が無い真っ暗な世の中が良いと言っているわけではありません。私達のまわりを見てみると無駄な電気が使われているところが多くないでしょうか?クリスマスツリーのように毎日、電気がいっぱい点いている必要があるでしょうか?

12月の環境子どもサミットでは、大きな声で発表ができたようで、素晴らしいです。人がいっぱい聞いているとあがってしまい、何を言っているか分からなくなり、声も小さくなりがちですが、大きな声を出して、自分をはげますことにもなり、良いことですよ。野外合同フィールドワークでは鹿児島ならではの経験、体験が出来ましたね。桜島の火山でも植物は負けずに成長する、溶岩流対策を見ました、タヌキの足跡も見ました。2億年前の恐竜の足跡が化石となって見つかっています。もしかしたらタヌキの足跡の上に火山灰などが積もって、化石となって残ることもあるかも・・・。

海岸での温泉ほり体験などはめったにできる体験ではないでしょう。41℃のお湯というとちょっと熱めなお風呂の感じですね。裸になってお風呂のように入るのはできなかったようですが、足湯として足だけを温めるのはできそうですね。今回は、みんなは足湯はやらなかったのかな?

「もったいないね このばち当たりめ!」の本の中に書いてあるお米の話に感動したようですね。私の父親もお百姓さんです。米作りの大変さを良く知っています。従って、私たちこどももご飯を食べる時に、よく父親にお米を一粒たりとも残すなとしつけられました。こどものころに身についたしつけは大人になっても残ります。今でもお茶碗の中には、お米は一粒も残さないように食べています。たぶのきエコキッズのみんなもぜひ、米粒を残さないようにお百姓さんに感謝して食べましょう。もうやっているかな?やっていたら拍手です。

小学生4名、中学生2名の少ないメンバーでたくさんの活動をして、立派な新聞にまとめてくれました。来年は、またどんな活動報告があるか、楽しみにしています。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

クスノキは、道路の街路樹にも使われている木です。1枚葉っぱを取って、折ってにおいをかぐと“しょうのう”のにおいがします。しょうのうは今でもたんすの中に入れて虫よけに使っています。一度体験することをお勧めします。エコ活動をするときの大事なことは、自分で試してみることです。話を聞いただけでは、自分の力にはなりません。体験したり、経験することで大切なこと、大事なことが身につきます。

日頃の活動の様子も写真でよく分かりました。家庭菜園ではどんな野菜が出来たのかな?

食べたのかな?自分で作った野菜は、とてもおいしいですよ。風船かづらで緑のカーテンを作ったようですね。実際に緑のカーテンで陰になったところは、どの位温度が下がったのでしょうか?この次には結果を教えてください。
古紙が回収されて何に再生されたのでしょうか?自分の身の回りの商品などを良く見てみると、再生紙から作りました、と書いてある商品もたくさんあります。そんな調査もやると、自分たちがやっているリサイクル活動の意味がより深くなり、活動にも元気が出ると思います。

 

くるりんポン さんへ
師範からサポーターさんへ一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━

保育所のこどもたちのために、保育所の先生方がやっている活動の中で、環境に関わる活動をまとめてくれました。こども達が自主的に活動を考え、進めることはむずかしいでしょう。しかし、こどもの目線でこんなことをすると、こども達は喜ぶだろう、楽しむだろうと考え、いろいろな活動を企画して、こども達と一緒にやっている姿が目に浮かびます。

割れた竹馬の再利用と言うことで、菜園に立て掛けてつる性の野菜を育てたのですね。こども達が何をやっているのか、ちょっとわかりにくいのですが・・・

節電グリーンカーテンも竹馬の再利用ですか?ごーや(?)が絡みついているのは、網のように見えますが。

外部の団体との協働事業、これも大事な活動ですね。自分たちだけでは難しい活動などは、得意とする外部の団体と一緒にやると良いですね。何が良いって、外部の団体にとっては、自分たちの活動を披露できる場を与えられることで嬉しいですし、こども達にとっては見知らぬ人が来て珍しいことをやってくれるので、気分転換を含め、人と交わる機会になることが良い経験でしょう。

芝生を移植しました。でも、こども達が写真に写っていません。こども達がどのようにかかわりあったのか?知りたいですね。保育所の環境活動です、と言うことでしょうか?

芝生が根付いて緑一面になるのは、少し時間が掛かるのでしょうが、その後の結果はどうなったのでしょうか?

すき紙教室は、はるかぜのお兄さん、お姉さんとこども達が一緒に楽しんでいる様子が分かって良いですねー。すき紙の水分をよく吸い取ってから、通常はアイロンなどの熱で乾かしますが、火傷などの危険がありますので、ガラス窓に張り付けて乾かす工夫をしましたね。

世界に1枚のオリジナルな紙です。クリスマスのカードに、あるいはお正月の年賀状にしてお家の人にプレゼントすると良いと思います。素晴らしいですね。「すき紙教室」と言っていますが、私のまわりでは「紙すき教室」、「紙すき体験」とか言い、すき紙と言う言い方は珍しいです。地方によって言い方が違うのでしょうね。すき紙の色が、青、黄色、肌色になっていますが、どうやって色づけしたのでしょうか? 

先生方の頑張りに拍手です。そして先生方と一緒に環境の勉強をしている保育園児に“良かったね!”と言いたいです。

また、かべ新聞を送ってきてください。


サポーターの方へのとっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

エコ教室で水の勉強をしたのですね。こども達も体験する機会があり、目の前で見ることで印象深かったのではないでしょうか?水をろ過しているオアシスの山って何でできているのでしょうか?

私も小学1年生に水の大切さが分かる授業をやってくださいと学校の先生からお願いされてやったことがあります。保育園ですからさらに小さいこどもに水の大切さをどうやってわかってもらうか?私の知人の環境カウンセラーさんは、トイレットペーパーとティッシュペーパーが水に溶けるか?あるいは一円玉を乗せるとどうなるか?一円玉が水に浮かぶかどうか?などを保育園児と一緒になって楽しんでいます。青い地球の会ブルーアースの方も苦心したのだろうと思います。

でも最後に園児一人一人が水についての勉強で感じたことをしっかりと書いています。みんな楽しく勉強できたようですね。

じゅんかんと言う言葉は、小学生以下のこども達にはわからないようです。私はじゅんかんという言葉は使わないようにして、ぐるぐるまわってまた自分のところに来ると授業では、体験をさせて説明します。

こどもの目線は、保育所の先生方は良くご存じでしょうが、私も知りたいことがたくさんあります。ぜひ、何かの機会に教えて頂きたいと思います。

 

くるりんポン さんへ
師範からサポーターさんへ一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━

すぐ保育園 くるりんの環境保全活動、エコ活動をまとめたかべ新聞をお送り頂き、ありがとうございます。活動内容は、写真をみてよく分かります。

こどもエコクラブのかべ新聞として、街中のクラブからの新聞、学校で推進しているこどもエコクラブ、部活、例えば生物部として自然観察、生き物観察などの新聞、あるいは幼稚園、保育園の活動、家族で活動をしているなど、いろいろあります。くるりんポンの活動は、保育園のエコ活動にこどもたちを参画させて、まとめて新聞としたものでしょう。こども達のエコの意識付け、動機付けを図っているかと思います。

すぐトンはすぐ保育園のキャラクターになるのですか?

平和の集い(エコ コーナー)は、家庭から集めた布きれを使って、はたきを作りました。カチューシャを作りました。ミサンガを作りました。三つ編みも布きれでやったのですか?ちょっとした工夫でこども達も喜んだようで、保育園の先生ならではの企画でしたね。こども達がお家の人と一緒にやることに大きな意義がありますね。ごみにならないよ!いろいろと工夫すれば、楽しいものが作れるよ!と是非、教えてあげてください。

牛乳パックのフィルムはがしは、ちょっと大変ですね。水につけて十分に水を紙に吸わせないとはがせないようです。数日間は水につけておくことが必要のようですね。
これからも保育所のエコ活動を続けながら、こども達を参画させて環境の意識作りに励んでください。先生方の熱意と努力に感謝とお礼の拍手を送りたいです。

また来年のかべ新聞を期待しています。


サポーターの方へのとっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

園内基本リサイクル回収活動として、ペットボトルキャップ、アルミカン、プルタブ、残食でのコンポスト堆肥づくりをやっています。残食以外は、こども達がお家から持ってきたものでしょう。こどもが回収箱に入れている写真があるともっと良いですね。こども達が持ってきていることは当たり前で分かりますが、写真に写っているとなると、そのこどもも喜ぶのではないでしょうか?

リサイクルされて何に再生、変身したかも展示しておくと、こども達の意欲向上にもつながるのではないでしょうか?

残食での堆肥づくりは、ちょっと難しい面もありますね。食べ残しをしないように指導しているでしょう。でも食べ残しが無いと堆肥が出来ない、ジレンマもありますね。先生方はどのように指導していますか?

園内エコ教室の平和の集い(前日際)では、先生方の熱演、演奏がいいですね―。こども達もたっぷりと楽しんだのでしょう。エコはどこにあるのか?もうちょっと説明なり、ごみの活用ですよ、あるいはリサイクルで作りましたなどがあると良かったなーと思います。

 

岡本師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな!?お楽しみに!エコまるjumping.bmpのサムネール画像

福岡県その①

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2013年度の壁新聞道場 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201310251020.html
2012年度の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201204191131.html

師範紹介その1 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201407111133.html
師範紹介その2 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201407111145.html