2014.09.26 掲載
栃木県は15クラブ、18枚の応募があったよ! 数が多いので何回かに分けて掲載していくので、お楽しみに!
その⑥では黒磯ゆたかクラブの新聞を大竹師範がゴシドウしてくれるよ!よろしくお願いしまーす!
那須塩原市「黒磯ゆたかクラブ」
☆かべ新聞をクリックすると大きな画像で見られるよ☆
黒磯ゆたかクラブ さんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━
川にいる生き物についてのかべ新聞ありがとう。みんなが手分けして、ていねいにきれいな字で書かれていて、とても読みやすい新聞です。同じクラブが、同じテーマについて2班に分かれて2枚のかべ新聞を作ったと思いますので、まとめて感想を書きました。
黒磯小学校5年生のみんな58人が「みつめよう くろいそ」をテーマに、身近な環境について調べようとした活動ですね?
黒磯周辺は、那須岳と温泉、アユ釣りで有名な那珂川など自然がゆたかな町がイメージされます。クラブの名前にもなっていますし、よい自然環境を残していきたいというみんなの気持ちが、このテーマになったと思います。
①の新聞は、上半分を使って川の生き物を調べるために必要な道具のこと、調査のしかた、調査した結果を記録する方法などが、くわしく書かれています。下半分には川の水のよごれの程度を4段階に分けて(水質階級というのですね)、それぞれの水質のところにすむ生き物の例(指標生物(しひょうせいぶつ)といいますね)が書かれています。よく調べていますね。何を使って調べましたか?
②の新聞には、指標生物のとくちょうをこまかく書いています。かわげらやヒルはずいぶん種類が多いですね。今回の活動を始める前に、そんな生き物を見たことがありましたか?
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・
これで、生き物の調べ方や見つけた生き物の名前調べの方法はわかりましたので、じっさいに川に行って調べたと思います。いつ、どこで調べましたか?その結果をかべ新聞に書くと良かったですね。指標生物と一致した生き物はいくつ見つかったのでしょう。じっさいに見たこと、感じたこと、身近な環境で気づいたことをみんなで話し合ってみると良いでしょう。川に入るときに気を付けなければいけないことは守れましたか?
じっさいに川で見つかった生き物の名前を判定するのは、なかなかたいへんでしょう。その時に役に立つのが新聞に書いてあるそれぞれの生き物のとくちょうでしょう。川で見つかった生き物の名前は、すぐわかりましたか?「かわげら」は250種類あると書いていますね。なかなかぴったり合わないかもしれません。
ここまで書いてきて、ふと、この新聞には続きがあるのではないかと思いました。今回は、川で調べる前の準備について書いたもので、次の新聞に調べた結果を書くというように。まちがっていたら、ごめんなさい。調べた川の水質階級はいくつか、生き物は川のどのあたりにいたかなど、川で調べた結果が書かれている新聞を、ぜひ読んでみたいと思います。
★☆サポーターの方へ★☆
新聞を読んで、川の生き物を調べた結果が書かれていないので、上のような感想になりました。野帳の書き方も書いてありますので、調べるポイントはこどもたちもわかっていると思います。
①②に書かれていることは、本やインターネットで調べれば、分かってしまいますが、実際の川に行き、自分で調べて、気づき、考え、疑問を抱き、仲間で意見を交わす、これらのことがより大切と思います。間違いを心配することはありません。
「子どもたちからのメッセージ」欄には、"川に住む生き物を調査し、それぞれの場所によって生活する生き物がちがうことがわかりました。ぜひ見てください。」と書かれていました。那珂川のどの地点では、どの指標生物が見つかり、水質階級のいくつに該当するなどを読んでみたいと思いました。なお、水質階級Ⅱの表現は、「少しきたない水」ではなく、「ややきれいな水」が正しいのではないかと思います。(環境省のホームページより)
わたしの感想が誤解であれば謝らなければなりませんが、②のスジエビについての記述に
「海水が少し混ざっている汽水域に住んでいます」と書いてあり、河口まで調べに行くのはたいへんだと思ったからです。こどもたちへの説明には、ご配慮をお願いします。
大竹師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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2013年度の壁新聞道場 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201310251020.html
2012年度の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201204191131.html
師範紹介その1 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201407111133.html
師範紹介その2 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201407111145.html