2017.05.10 掲載
こどもエコクラブに関わるサポーター・コーディネーターさんたちが、こどもエコクラブのサポートやコーディネートを通じ、どんな活動プログラムを行っているのか、またどんなことを感じているのかそのリアルな声をご紹介します♪
他のサポーターさんやコーディネーターさんのご意見は、クラブをサポートする側にとって大変興味深いものかと思います。このコーナーがクラブに関わる多くのみなさんにとって取り組みのヒント・今後の活動の充実のための参考となって、どんどんクラブが元気になりますように★活動クラブ カワセミ会ジュニアクラブ(地域の団体のジュニア部門)
活 動 分 野 自然・生物多様性
未来の「八王子・日野カワセミ会」を担う子どもたちを育てることを目的として、2008年4月に活動を開始しました。子どもたちを中心に、野鳥観察を通じて身近な環境を見つめ、自然を愛護する心を育み、生き物に関心を高めるために、野鳥と野鳥が住んでいる環境を観察します。
活動プログラムについて
初めての方でも気軽に始めることができます。双眼鏡があった方がよいですが、まずは歩きなれた道や公園を散歩しながら、鳥の姿や鳴き声に注意を向けてみるところから始めてみましょう。見慣れない鳥がいたら、インターネットや図鑑で調べたり、詳しい人にきいてみたりします。鳥の名前がわかるとさらに興味がわいてきますよ。楽しみながら観察を継続するとともに、観察の記録をとることが大切です。
活 動 時 期
毎月1回(夏季は熱中症のおそれがあるため、日差しの強い日は避ける)
当日の活動プログラムの流れ
近所の公園や緑地、河川敷など、定期的に足を運ぶことができる場所に観察ルートを設定します。
①観察のポイントや見どころなどを説明、初めての子どもには双眼鏡の使い方と注意点を教えます。
鳥合わせ(観察した野鳥の種類のおさらい) |
野鳥を見ながら特徴や見分けポイントなどを確認します。
子どもたちの反応
活動の際の留意点・アドバイス
双眼鏡の見方をレクチャー |
準備するもの
●双眼鏡
ダイサギの顔。フィールドスコープで見ると、繁殖期に目先の色が変わることがわかる。 |
近くに寄ると野鳥は逃げてしまうので、双眼鏡が必要です。野鳥を見るには8倍位までのものが適切です。
【お薦めの双眼鏡】
・Vixen アリーナシリーズ アリーナスポーツ M8×25
・ペンタックス(リコー) PapilioⅡ 6.5×21
●図鑑
【お薦めの図鑑】
・学研の図鑑 POCKET 鳥
●(できれば)フィールドスコープ、カメラ
この季節(初夏)に見つけやすい野鳥(八王子近辺)
【住宅街】
ハシブトガラス、スズメ、ツバメ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ムクドリ など
【河川と周辺の草地】
キジ、カルガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、ヒメアマツバメ、イカルチドリ、
イソシギ、トビ、カワセミ、ハシボソガラス、ヒバリ、カワラヒワ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ホオジロ、
(夏に来る鳥)ツバメ、イワツバメ、オオヨシキリ など
【山や林】
キジバト、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、エナガ、ウグイス(声)、メジロ(夏に来る鳥)ホトトギス(声)、ヤブサメ(声)、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ など
「リアルヴォイス」では、幼児から取り組める簡単なプログラムから、学校や地域全体で取り組めるプログラムをご紹介いただけるサポーター&コーディネーターを大募集しています!また「こんなプログラムを紹介してほしいな」というリクエストも同時に受付けています♪
タイトルを「リアルヴォイス」とし、ぜひ全国事務局までメールをお寄せください。
プログラムをご紹介いただいた方は、こどもエコクラブ粗品を差し上げます。
皆様からのたくさんの声(ヴォイス)を、お待ちしています!