2017.02.20 掲載
愛知県内の企業や環境団体、クラブ等がブースを設け、自分たちの活動内容をまとめてポスターセッションをしたり、講演やパネルディスカッションを通して生きものたちと暮らせる愛知作りを話し合ったりしました。
今回は、ポスターセッション参加団体の「命をつなぐプロジェクト」を紹介します。
◆講演とパネルディスカッション
講演では「自然を守れば自然が守ってくれる」と、人間と自然とのバランスを考えました。
災害は天災と私たちの努力不足で起こるものがあります。物づくりと環境のバランスを整えて、次世代にも今ある自然の恩恵にあずかれるように、と 持続可能な世界に向けた話を聞きました。パネルディスカッションでは9つの地域が連携し、生物多様性について情報共有できるようにそれぞれの活動の様子を伝えあいました。生態系ネットワーク協議会は、愛知県の生態系を豊かにするために地域ごとの特色を活かしていろんな活動をして、行政や学校、企業、NPOなど多様な主体が協力しているそうです。
◆命をつなぐプロジェクト
知多半島の企業緑地で活動する命をつなぐプロジェクトは自然やいきものと心地よい環境を築くことを目的に、2010年頃から活動を開始し、40名ほどの学生が中心となっている団体です。普段の活動は、週2回の活動の反省やこれからの予定等を話す学生会議や企業緑地での活動、自分たちの活動を広げる環境情報誌「エコレコあいち」の発行をしています。
・『企業緑地』
自然を増やし、その質を高めいきものも人も心地よく暮らせる環境づくりに取り組んでいます。そこで、11の企業と連携をして、ビオトープやアニマルパスウェイ、巣箱の設置に取り組んでいます。
活動のすべてを学生が取材、編集しているオリジナルのフリーペーパーです。
活動状況が常に世間に発信され続けることで、プロジェクトをスピーディにスムーズに推進する効果があります。また、取材や原稿執筆を通じて、新たな知見を得て、成長していくことができています。最新号のエコレコvol.12「緑がつなぐ、地域の輪。」では、企業緑地を舞台に生物多様性を楽しく考えたり、活動の様子を知ることができたりする内容になっていました。
◆編集後記
★「ユースが行く!!」取材ユース募集!!
各地のクラブ等の活動に参加して、「体験・取材したい!」ユースを募集します。
興味があるユースは、全国事務局までお問い合わせください。
Tel:03-5643-6251
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All Japan Youth Eco-clubメンバー募集!!
★バックナンバー
2016年度
・No.1 くみ編「『こどもエコクラブ全国フェスティバル2016』に参加したよ!」(東京都新宿区)
・No.2 なーさん編「大阪市内での活動するこどもエコクラブを取材したよ。」(大阪府大阪市)
・No.3 みっちん編「新松戸幼稚園に行ってきました!」(千葉県松戸市)
・No.4 ジョー編「『せいわエコクラブ』と『ジャカルタお掃除クラブ』の交流会に行ってきました!」(大阪府大阪市)
・No.5 あまちゃん編「大鋸児童館こどもエコクラブ」(神奈川県藤沢市)
・No.6 ジョー編「環境再生保全機構 マレーシア研修に行ってきました!(前編)」(マレーシア)
・No.7 ジョー編「環境再生保全機構 マレーシア研修に行ってきました!(後編)」(マレーシア)
・No.8 ゆに編「城ヶ島で地層の見学をしてきたよ!」(神奈川県三浦市)
2015年度
・No.1 ゆっきー編「調布こどもエコクラブ」(東京都調布市)
・No.2 あまちゃん編「片瀬少年少女探検隊」(神奈川県藤沢市)
・No.3 ゆっきー編「MIYASHIROエコ☆スターズ」(埼玉県宮代町)
・No.4 みっちん編「中央エコキッズ」(東京都中央区)
・No.5 めぐ編「豊明エコキッズ」(愛知県豊明市)
・No.6 あまちゃん、めぐ、いっしー編
「オイスカ『子供の森』子ども親善大使×こどもエコクラブ交流会in谷津干潟」(千葉県習志野市)
・No.7 みっちん&ゆっきー編 「高尾の里山で会いましょう!」(東京都八王子市)
・No.8 アミィ編「岡山ハッケンジャー」(岡山県岡山市)
・No.9いっしー編「SAITAMA環境フェア&こどもエコフェスティバル」(埼玉県)
・No.10みっちん編「国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)」へ行ってきたよ!(フランス パリ)
◆こどもエコクラブHP「ユースTOPICS」はこちら