2016.07.20 掲載
はじめに、ジャカルタの状況をスライドでご紹介いただきました。
私達はこの写真を見て、あまりにゴミの多さに驚きました!!
お話しを聞いた後、参加した日本の子どもたちとジャカルタの方々と次のようなやりとりがあり、ジャカルタの人たちは、日本はそこまでしているのかと驚いていました。
≪せいわエコクラブ≫
Q.路上にこんなにもゴミが溢れていることに驚きました。もしかして、家庭内もこの様な状況なのですか?
A.さすがに、家庭内は綺麗です。しかし、それが、公共の場にまで意識がいかないのです。
Q.活動を続けて4年になって、ジャカルタでゴミ捨てる人の意識は変わりましたか?
A.残念ながら、まだ意識が変わるまでではありませんが、10年後は必ず綺麗になっていると思います。今のジャカルタを一度訪れて、10年後どれだけ変わっているのかを日本の皆さんにその目で見てほしいです。
≪ジャカルタお掃除クラブ≫
Q.僕たちみたいな活動を、日本もしていると聞きました。どの様な活動をされていますか?
A.区民祭りの時に出るゴミの分別の手伝いをしました。これは、ただ皆の意識を変えるだけでなく、ゴミを有効利用するための資源化を行っています。
A.毎日のお掃除だけでなく、家庭から出るペットボトルのキャップを集めて、ワクチンに変える運動にも参加しています。
最後には、ジャカルタお掃除クラブのダンスを一緒に踊りました。恥ずかしかったけれど、陽気な国民性に触れ、親しみを感じました。その他にも、ジャカルタの人たちに向けた、日本からのビデオレターも撮りました。メッセージが広がることを楽しみです。
交流会終了後、せいわエコクラブのメンバー、サポーターからの感想として一番多かったのは、やはり言葉の壁は大きかったというものでした。それと、ジャカルタには想像以上にゴミが溢れていること、その中でお掃除クラブを立ち上げ、活動を広げていることへ感動し、これからのエコ活動に刺激を受けたようです。
日本では当たりまえのことでも、インドネシアの視点から見てみると当たり前ではないことがたくさんあるのだと思いました。ジャカルタお掃除クラブのメンバーからも、新鮮でとても楽しかったと感想を頂きました。
★編集後記
僕が今回感じたのは言葉の壁でした。インドネシア語の「ありがとう」「こんにちは」だけでも調べておくべきだったなと思いました。
交流会の最後に「大阪は、全国ではゴミの分別の意識は低いです。道端にゴミが捨てられることもしばしばありますが、ジャカルタほどではありません。続けるのは難しいけどみんなでやっていくことで、続けていくことができると思うので、頑張って下さい。」と話しました。
普段関わることのない人たちとの交流は些細なことも貴重な体験になると感じ、もっと積極的に参加したいです。これからも、この様な交流会がたくさん行われることが、全国のエコ活動の活発化に繋がると思います。(ジョー)
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★バックナンバー
2016年度
・No.1 くみ編「『こどもエコクラブ全国フェスティバル2016』に参加したよ!」(東京都新宿区)
・No.2 なーさん編「大阪市内での活動するこどもエコクラブを取材したよ。」(大阪府大阪市)
・No.3 みっちん編「新松戸幼稚園に行ってきました!」(千葉県松戸市)
2015年度
・No.1 ゆっきー編「調布こどもエコクラブ」(東京都調布市)
・No.2 あまちゃん編「片瀬少年少女探検隊」(神奈川県藤沢市)
・No.3 ゆっきー編「MIYASHIROエコ☆スターズ」(埼玉県宮代町)
・No.4 みっちん編「中央エコキッズ」(東京都中央区)
・No.5 めぐ編「豊明エコキッズ」(愛知県豊明市)
・No.6 あまちゃん、めぐ、いっしー編
「オイスカ『子供の森』子ども親善大使×こどもエコクラブ交流会in谷津干潟」(千葉県習志野市)
・No.7 みっちん&ゆっきー編 「高尾の里山で会いましょう!」(東京都八王子市)
・No.8 アミィ編「岡山ハッケンジャー」(岡山県岡山市)
・No.9いっしー編「SAITAMA環境フェア&こどもエコフェスティバル」(埼玉県)
・No.10みっちん編「国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)」へ行ってきたよ!(フランス パリ)
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