2015.07.17 掲載
訪問クラブ:中央エコキッズ
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活動地域:東京都中央区
人数:メンバー77名 サポーター3名 合計80名
年齢:小学生
活動頻度:月1回程度
結成:2014年 夏 (2014年秋 こどもエコクラブ登録)
気になるクラブ:こどもエコ広場新宿
中央エコキッズは中央区立環境情報センターを中心に活動をしているよ。子どもたちにこの場所に来てもらい、環境問題に興味や関心を持ってほしい。「自然」や「もの」を大切にする気持ちを育てたいという思いからできた新しいクラブだよ。
月に1回くらいの活動をおこなっているよ。自然観察・いきものみっけなど、外での体験活動も中央区内の公園や浜離宮恩賜庭園という大きな庭園などを使ってやっているよ。東京にはたくさんの公園があって、実は緑がいっぱいあるんだ。他にも、いらなくなったものを使ったおもちゃ作りをしているよ。ビー玉万華鏡というものを見せてもらったんだけど風景がくるくる回ってとても面白いよ。
クラブのみんなは、ハガキで送られてくる「中央エコキッズだより」をみて、自分の気になる活動に参加しているよ。
まず、中央区立環境情報センターの職員さんたちで何がしたいか、どんなことをしたら楽しいかアイディアを出し合うよ。出たアイディアを中央区の職員の人たちに提案して、よりみんなが楽しんでくれる活動を選んで1年の計画を立てているよ。
中央区立環境情報センターの松田真実さんは「せっかくなので子どもだけでなく、親子で楽しめる環境活動をおこなっていきたい。あとは、植物を使った自然遊びをもっとやってみたい!」と話していたよ。
今年は1年を通して「宇宙環境講座」というのをおこなっているよ。宇宙についてのお話を聞いたり、ペットボトルロケットを作ったりするよ。ほとんどの活動はクラブのメンバーじゃなくても一緒に参加できるよ。中央エコキッズ限定の活動では「エコ寺子屋」というイベントを夏におこなうよ。中央区環境情報センターのある大きなビルでお仕事をしている企業さんを訪ねて実際に取り組んでいる環境活動を学びにいくよ。
◆平成27年6月6日 「行事をあそぼう。季節をあそぼう。」
今回参加したのは、中央区立環境情報センターでおこなっている、一般向けのイベント。中央区立環境情報センターでは子どもだけでなく大人も楽しめるイベントをおこなっているんだ。「ともいき暦」という旧暦と新暦を組み合わせた暦を使って活動をおこなっている方のお話だったよ。
参加したこの日はちょうど芒種(ぼうしゅ)という日。芒種は、イネやタネという意味の言葉で、梅雨に入り農家の人たちが田植えなどをして、いそがしくなる時期のことだよ。「ともいき暦」を使って一年を見ると日本のこともわかるし、自然のこともよくわかるね。季節にあわせて生活していた昔の人たちは行事を大切にしていたんだ。季節の変化は地球や自然の変化でもあるから、自然を守ることにもつながる大切なことだと教えてもらったよ。
他には、季節に関係した紙芝居や絵本を紹介していたんだけど、お話を通して自然を学ぶことができるから、エコクラブのみんなにも難しくなく読めるよ。
季節の変化や行事、身の回りの変化を大切にすれば自然と、環境を守ることにつながるからみんなも環境って難しく考えずに、気軽に季節の行事を楽しんでみよう。
都会の中心で活動をしている中央エコキッズだけど、よく見てみると近くに自然や緑がたくさんあっていきものもいるんだ。今度は外での活動に参加してみたいな!(坂田弥優)
ユースが行く!!No.4 みっちん編「中央エコキッズ」(印刷用).pdf
★バックナンバー
・No.1 ゆっきー編「調布こどもエコクラブ」(東京都調布市)
・No.2あまちゃん編「片瀬少年少女探検隊」(神奈川県藤沢市)
・No.3ゆっきー編「MIYASHIROエコ☆スターズ」(埼玉県宮代町)