お知らせ

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~プロントコーポレーション&こどもエコクラブ~ 大房岬自然公園災害復旧支援活動を行いました!

2019.11.14 掲載

camp-r.png 9月に東日本を襲った台風15号。千葉県南房総市にある大房岬自然公園では、園内の木が根こそぎ倒れたり、途中で折れたり、枝が引きちぎられたりするなど、大きな被害を受けました。あれから2か月が経ち、多くのボランティアの方々のがんばりのおかげで公園の一部オープン、園内にある「大房岬自然の家」の営業再開にこぎつけましたが、倒れた木や折れた枝がまだ大量に積み重なっている状態です。
そこで11月9日、同じ千葉県内のこどもエコクラブ「しろくまキッズ」さんと、こどもエコクラブを支援いただいているプロントコーポレーションさん、All Japan Youth Eco-clubのメンバーたちで、復旧作業のお手伝いに行ってきました!!

 参加者のみなさんを乗せたバスは西船橋駅前を出発し、房総半島を一路南へ。目的地が近づいてくると、屋根がブルーシートに覆われた民家が多く目につくようになり、被害の大きさを物語ります。公園の駐車場から自然の家まで道の両脇には、途中で折れた木や根こそぎ倒れてしまった木がまだそのまま残されていました。

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 かなりの力仕事になりそう、小学生のメンバーが手伝えることはあるのかな?と心配しましたが、子どもたちでもちゃんとお役に立てそうな仕事がありました。公園内にはみんなが自由に散策できる遊歩道があるのですが、風で折れた枝や落ちた葉っぱが積もってしまってどこに道があるのかわからない状態になっています。今回の私たちのミッションは枝や葉っぱをきれいに片づけて遊歩道を復活させること!ヘルメットをかぶり、熊手を持ってミッションスタート!!

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 集めた落葉や枝は大きな緑のバッグに詰めて道から離れた場所に捨てに行きます。みんな真剣に作業しながらも「カマキリ見つけた~♪」、「カメムシくさ~い!!」という声が聞こえてきて、生き物たちともなかよくなったようです。中には冬眠しかけていたヒキガエルを起こしちゃった子もいましたよ(^_^)積み重なっている落葉の下の方は黒く変色して湿っており、葉っぱが土に還っていく様子も観察することができました。
みんなのがんばりのおかげで埋もれていた場所がスッキリきれいになって、遊歩道が姿を現しました!自分たちの仕事の成果をはっきり確認することができて、子どもも大人も大満足!(^^)!でした。

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yawaカラー.jpg 自然の家のスタッフの方によると、台風による被害は大きかったけれど、多くの人たちがボランティアに駆けつけてくれたことが何よりありがたかったとのこと。人と人とのつながりが一番大切だと実感したそうです。今回の私たちの活動も大変喜んでくださいました。一日だけの活動でしたが、私たちもお役に立ててうれしかったです(^_^)参加してくださったみなさん、ありがとうございました!!

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ロゴマーク.pngこの活動は、「緑の募金(令和元年台風災害復興事業)」の助成を受けて実施しました。

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