2019.11.08 掲載
今年度からスタートした「こどもエコクラブ協働プログラム」。佐賀県さんから「こどもエコクラブをもっと元気にしたい!仲間を増やしたい!」ということでご応募いただき、10月29日に全国事務局も一緒に取り組みました(^_^)
○エコキッズのためのミーティング
まずはこどもエコクラブのサポーターさんが集まる「エコキッズのためのミーティング」です。佐賀県は幼稚園・保育園と学童保育のクラブが多いのが特徴で、保育士さんと学童保育の支援員さんを中心にご参加くださいました。
佐賀県ではこどもエコクラブに登録すると助成金をもらうことができるほか、「イオン 幸せの黄色いレシートキャンペーン」からの支援物品も受けられます。多くのクラブがこれらの支援を活用してアサガオ、ゴーヤなどのグリーンカーテンの取り組みを実施していました。また、県の制度を使って来てくれる「環境サポーター」さんによる木の実工作などのプログラムは子どもたちに大人気!!だそうです。幼稚園・保育園や学童では敷地の外に出ての活動が難しい、休日は活動できないなどの制約がありますが、サポーターさんの熱意と工夫で充実した活動をされていることがよくわかりました。
全国事務局からは活動レポートを出すとエールメッセージがもらえることや、手軽にできるプログラムの提供など、ウェブサイトやメールを中心にした「こどもエコクラブ活用のコツ」をお話ししました。また、今年度の募集が始まっている「全国エコ活コンクール」についてもご紹介。佐賀県さんからは昨年度、壁新聞の応募が残念ながらありませんでしたが、今年はぜひ!期待したいですね。
○幼年期からの環境教育・食育研修会
続いて保育士さん、栄養士さんなどを対象とした「幼年期からの環境教育・食育研修会」です。森の妖精が自然の中での楽しみ方を教えてくれる「森のムッレ教室」や災害時にとるとっさの行動を動物に例えて学ぶ「防災ダック」、幼児期の食事と栄養についてのお話など、豊富な事例を交えた講演に参加者のみなさんは熱心に聞き入っていました。
こどもエコクラブにも、子どもたちの動機づけに最適なメンバーズバッジ、日常の行動を通してエコな生活習慣を自然に身につけられる「エコカード」など、幼年期に活用できるアイテムが用意されています。多くの幼稚園・保育園が仲間に加わってくれるのをお待ちしています♪
○全国事務局より
佐賀県のこどもエコクラブ登録メンバー数は近年順調に伸びています。県事務局の熱心な働きかけはもちろんですが、助成金などのわかりやすいメリットがあることもその要因ではないでしょうか。
「佐賀県環境教育等基本方針及び行動計画」では、ライフステージに応じた環境教育の必要性とその目標が示されています。佐賀県のメンバー構成は現在幼児と小学校低学年がほとんどですので、高学年から中高生にまでその環を広め、県全体でこどもエコクラブを盛り上げていきたいですね。今回のミーティング・研修会を大きな成果につなげるため、引き続き佐賀県事務局さんと力を合わせていきます。
全国事務局では、地域事務局のご担当(コーディネーター)やクラブのサポーターを対象としたこのような研修会や説明会の講師を承っております。お気軽にご相談ください(^_^)
こどもエコクラブ全国事務局 TEL. 03-5829-6369 / E-mail: j-ecoclub@jeas.or.jp