2019.10.02 掲載
参加者のみなさんは梅田、天王寺からバスに乗り込み、いざ目的地へ。「共生の森」は産業廃棄物を埋め立てたできた場所で、大阪湾に面しています。バスを降りるとかすかに潮の香りも届きました。
草刈りの指導をしてくださるNPO法人「共生の森」のスタッフの方の案内で草刈りを行う場所に到着すると目に入ってきたのは、いくつものこんもりとした緑のかたまり。この植樹地では何種類かの苗木を寄せ集めて植えているのですが、その苗木たちが草やつるに覆われた姿でした。その様子はまさにグリーンモンスター!この怪物たちとたたかわなくてはなりません。
鎌や剪定ばさみの使い方を教わったら早速作業開始です。ススキやセイタカアワダチソウなどの草は根元から、クズやヤブガラシなどのつる植物は苗木に巻きついたものをていねいにほぐしながら取り除いていきます。うっかり苗木を傷つけることのないよう、そしてケガをしないようみんな慎重に作業を進めていきました。一人では気の遠くなるような仕事ですが、力を合わせればできないことなどありません!!きれいに草やつるが取り除かれ、苗木が姿を現しました。毛刈りをしてもらったヒツジみたいにスッキリスマートになりましたよ(^_^)これでまた太陽の光をたっぷり浴びることができますね。みんな、よくがんばりました!
お弁当を食べた後はお待ちかねの「バッタの運動会」!午前中にそれぞれが捕まえたバッタの飛ばしっこをします。捕まえられなかった子も大丈夫、NPOのスタッフさんたちが捕っておいてくれたバッタの中からよさそうなものを選ぶことができます。
トノサマバッタは滞空時間をストップウォッチで計る、そのほかのバッタは飛距離をメジャーで測る、とルールの説明があった後、いよいよ競技開始です。自分のバッタが好記録を出すと、子どもだけでなく大人も大喜び!中にはその姿を見失うほど遠くまで飛んで行ったバッタもいて一同ビックリでした。
せっかく自分が捕まえたバッタを逃がすことになるので、大泣きしてしまった子もいましたが(お家で飼いたかったんですね…)、最後はみんなニッコリ(^_^)笑顔で自然の中に帰してあげました。
「共生の森」の活動にみなさんが参加されるのは今回が初めてでしたが、森の大切さ、緑に囲まれて身体を動かすことの気持ちよさを実感されたようです。「共生の森」での活動は毎月一回やっているそうなので、これをきっかけにまた足を運んでくださいね♪
共生の森のイベント⇒「「共生の森づくり」参加者募集2019」http://www.j-ecoclub.jp/topics/event/201910031017.html
今回の活動にご支援をいただいたプロントコーポレーションさん、現地でご指導、ご協力をいただいたNPO法人共生の森さん、大阪府さん、どうもありがとうございました!!