2017.03.29 掲載
2017年3月19日(日)、早稲田大学 西早稲田キャンパス理工学術院(東京都新宿区)にて『こどもエコクラブ全国フェスティバル2017』を開催しました!!
クラブのメンバーやサポーター、コーディネーターやこどもエコクラブのOB・OGの「All Japan Youth Eco-club」などが集まり、なんと全国フェスティバル史上最多の619名が参加しました!
こどもエコクラブはメンバーが主役!全国フェスティバルもメンバーが進行します。
今年の司会は、東京都の代表クラブ「こどもエコ広場新宿」の元気なメンバー3人組♪3人の明るい挨拶から全国フェスティバルをスタートしました!
全国フェスティバルを盛り上げるために、「エコまる」とライオンの「ライオンちゃん」もかけつけてくれました。
全国から集まったメンバーは、これからの発表を前に緊張してソワソワ。
そんなメンバーの緊張をほぐし全国の仲間と仲良くなるためのゲームをしました。同じフルーツが好きなメンバーや同じ生まれ月のメンバーを探す「なかまをさがそう!」をしました。みんな元気に声をかけあって会場中をかけまわり、仲間探しをしているうちにだんだんと打ち解けムードが(^^)オリジナルの名刺を使って、全国の仲間たちと友だちになりました!
交流の後は、全国フェスティバルのメインプログラム「エコ活セッション!」がスタート!
最初にあらかじめクラブには「パートナー」になるクラブが知らされており、まずはそのクラブ同士で活動発表とその取材を行いました。
全体を東日本チームと西日本チームに分けて、東日本チームから発表を開始!発表後は西日本チームのクラブが質問などをする取材タイムとなりました。西日本のクラブの取材タイムが終わると、攻守交代で今度は西日本チームが発表、東日本チームが取材します。
パートナーの取材が終わったら、好きなクラブの取材に行けるフリータイム!!
会場はどの壁新聞や絵日記を聞きに行こうかというメンバーたちの声で賑わっていました。クラブの発表に寸劇やVRを用いるなど工夫を凝らしたり、発表に熱心に耳を傾けて質問し、取材ノートに真 剣に書き込んだりしているメンバーの姿がとても印象的でした。
子どもたちに負けじとサポーター同士も集まって交流会を開催!
20クラブ28名のサポーター、コーディネーター2名の方にご参加いただきました☆
All Japan Youth Eco-clubのメンバーの4名がファシリテーターとなり、地域で活動する悩みや課題などについて語り合い、解決策に向けて知恵を出し合うなど交流を深めました!
こどもエコクラブOB・OGから構成されるAll Japan Youth Eco-clubが、サポーターや来年高校を卒業するメンバーを前に、自分たちがクラブでどんな活動をしてきたのかを紹介。また、今自分たちがどんな環境問題に関心を持ち、アクションを起こしていきたいかなどを発表しました。話を聞いた現役高校生メンバーからは「とても刺激を受けました!大学生になったらぜひ参加してみたい!」といった声もあがりました。
こどもエコクラブにご支援いただいているミールケアさんから特製カレーライスをみんなにご用意いただきました!
幼稚園や保育園などに美味しい給食を提供しているミールケアさんのカレーはアレルギーがある人も食べられるように工夫されており、自然の美味しさを感じられる優しい味のカレーにみんなニッコリ笑顔でした。
さらに残ったルーを野菜パンでふきとっていただくなど環境に優しい食べ方も学ぶことができました♪
また、東京都水道局さんより「東京水」頂きました!「東京の水ってどんな味がするんだろう・・・」と興味津々のみんなでしたが、カレーと共にお水も美味しくいただきました(^^)
会場では、こどもエコクラブを応援している企業・団体さんのブースも出展されました。メンバーは、ブースを回って様々な企業団体が環境を守るために取り組んでいることや最新の技術を学びました!その後、それぞれのブースで感じたこと、思ったことをメッセージにして企業・団体の方に届けました。
〔出展して下さった企業・団体〕
アマノ
イトーキ
SGホールディングスグループ
エフピコ
トヨタ自動車
日本容器包装リサイクル協会
三井住友銀行
三井化学
王子ホールディングス
文化シヤッター
島村楽器
DOWAエコシステム
ニッポンハムグループ ライオン エコマーク事務局
全国のクラブから届いた「活動フォトコンテスト」の作品の優秀賞(15作品)を展示して、全国フェスティバルに参加した全員の投票で年間賞を決定しました!
※協力:ケニス株式会社、株式会社共立理化学研究所
さて、こどもからの票が最も多かったクラブに与えられる
「こどもエコクラブ大賞」受賞クラブは…!
茨城県の「逆川に入ってクリスマス会」の「逆川こどもエコクラブ」でした!
そして大人からの票が最も多かったクラブに与えられる
「ケニス賞大賞」受賞クラブは・・・!
大阪府大阪市「春のトンボを探そう」の「大阪ハッケンジャー」でした!
会場からは、受賞したクラブと全てのクラブの活動の素晴らしさを称える温かい拍手がわきました。
「エコ活セッション!」で取材したクラブへの賞状づくりを行いました。
取材をもとに、そのパートナークラブを称える、世界でたった1枚の表彰状をメンバーみんなで相談して作りあげます。
絵日記部門の受賞者のメンバーは、お互いの作品を読んで感じたことなどを書き込んだメッセージカードを作成しました。
こどもエコクラブの活動を応援している環境省から奥主善美 総合環境政策局長にお越しいただき、子どもたちに期待する熱いメッセージをいただきました。また、環境大臣賞をはじめとする各受賞クラブに賞状と副賞が贈られました。
いよいよ「エコ活セッション」で取材し合ったパートナークラブへ、オリジナル賞状を授与し合う時間がやってきました!
東日本チームのクラブから一斉に賞状を読み上げて表彰し、その後、西日本チームのクラブから賞状を表彰しました。賞状を渡し合い固い握手をかわしたクラブたち。世界に一つしかないオリジナルの賞状に、どのクラブも笑顔になっていました!
2016年4月に起こった熊本地震で被災した熊本県・大分県のクラブへ、こどもエコクラブ熊本募金により作った「応援タオル」と、災害を体験したクラブが災害時の心境を語った「災害から学ぼう ぼくたち・わたしたちの体験メッセージBOOK」を交換しました。
壇上には、代表して熊本地震で大きな被害を受けた広西地球環境クラブ(熊本県益城町)と大平山友遊エコクラブ(大分県別府市)に上がっていただき、タオルのメッセージを考えたせいわエコクラブ(大阪府大阪市)とタオルとメッセージブックを交換しました。
なお、今回全国フェスティバルに参加したメンバーにも特別にこの応援タオルが贈られ、タオルを掲げて「元気な笑顔!くまもと・おおいた・こどもエコクラブ!」と大きな声で熊本と大分のクラブへ元気を届けました♪
その後、広西地球環境クラブと大平山友遊エコクラブから震災の中で感じたこと、地震に対する備えがとても大切であることを伝えました。また、広西地球環境クラブの代表サポーターの村上さんからも、地震によってそれまでの日常が一変し、自然環境も大きく変わってしまったことをお話しいただきました。地域の環境の大切さを実感したそうです。
最後に、全員で「こどもエコクラブ憲章」を読み上げ、またこれからもエコ活動を頑張っていこう!と、みんなで誓い合いました。
たくさんの仲間といろんなことを経験・体験し、いっぱい交流を深めたこどもエコクラブ全国フェスティバル2017!
この時間がみんなにとってかけがえのない宝になったかと思います!
全国フェスティバルに集まったみんな!この春からもこどもエコクラブで頑張ろう!!
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主催:公益財団法人日本環境協会(こどもエコクラブ全国事務局)
共催:早稲田大学環境保全センター
後援:環境省、文部科学省、厚生労働省、消費者庁、公益社団法人こども環境学会、
全国小中学校環境教育研究会、公益財団法人日本容器包装リサイクル協会、NHK
出展・展示団体・企業:アマノ、イトーキ、エフピコ、王子ホールディングス、SGホールディングスグループ(佐川急便)、島村楽器、DOWAエコシステム、トヨタ自動車、ニッポンハムグループ、日本容器包装リサイクル協会、文化シヤッター、三井化学、三井住友銀行、ライオン、エコマーク事務局
協力:ミールケア、井筒まい泉、東京都水道局、三井不動産、龍角散
早稲田大学学生環境NPO環境ロドリゲス、目白大学
参加者:619名 こどもエコクラブ、All Japan Youth Eco-club(こどもエコクラブOB・OG)、こどもエコクラブ自治体担当者(青森県、秋田県、滋賀県、兵庫県、郡山市、浦安市、富士市)、企業・団体担当者等