2021.05.26 掲載
大阪府からは8枚の壁新聞が届いたよ!
今週はせいわエコクラブさんからの2枚をご紹介。沼田師範、よろしくお願いしまーす。
大阪市「せいわエコクラブ」
① SDGs |
せいわエコクラブ①の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!
2020年の『せいわエコクラブ①』は、「やってみよう」をテーマにたくさんの活動を、写真やイラストをつけて、報告(ほうこく)してくれました。1つ1つ、楽しく読みました。
「エコバック作り」は、みなさんがカラフルなイラストを描いて「私だけのエコバック」を作ったのですね。「見て見て~!」と広げている写真を見ますと、みんなとてもよく描けています。中でも、スピノサウルスは骨(ほね)の部分まで細かく描いていてびっくりしました!その久保さんが書いてくれたように、レジぶくろはごみになったり、生き物がまちがって口にしたりすることもあり、へらしていかないといけません。
みなさんは、お買いものをするときは「レジぶくろはいりません!」と、このエコバックを使っているはずです。それを見た人たちが「とってもステキ!」「わたしもエコバックを使いたい」とみなさんの行動をきっかけに、どんどん広がるようになるといいですね。
「みそ作り」は、大豆をつぶし、しっかりまぜ合わせ、たたいて空気をぬく・・・とっても力がいる大変な作業です。手がひりひりしたり、かゆくなったりしながらも、「ムギュムギュ」「こね♪こね♪」して、みんなでがんばりました!また、去年作ったみそを使った、やさいたっぷりのとんじるも、みそソースの白玉もとってもおいしそうです。
みんなでいっしょうけんめい作業をして1年かけて作ったものですから、お家にもち帰ったみそも、家族の方に「こうやって作るんだよ」とお話しながら、むだなく、おいしくいただきましょう。
とっておきのゴシドウ★
野津さんが書いてくれたように、みそは、むかしの人たちが知恵(ちえ)と工夫(くふう)で作り出した保存食(ほぞんしょく)。戦国(せんごく)じだいの兵士(へいし)はみそだまを持って戦(いくさ)に出たそうで、それぞれの地域(ちいき)の気候(きこう)や作る材料、水によっていろいろなみそがあります。みんながつくるみそと、どんなところがちがうでしょうか?それぞれの歴史や作り方をしらべてみるとおもしろいですよ。
6月には「木工作り」で、かわいいもっこうざいくができました!赤い実、黒い実、いろいろな色やかたちのものを上手に組み合わせています。こんなにたくさん、どこで集(あつ)めたのかな。なまえをしらべたりして、くわしく教えてくださいね。
地域事務局からの応援メッセージ【大阪市】
コロナ禍ではありますが、クラブのみなさんのいきいきとした活動のようすが伝わってきます。力を合わせてたくさんのエコ活動ができました。これも毎年毎年の積み重ねがあってこその成果だと思います。
せいわエコクラブ②の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!
2020年の『せいわエコクラブ②』は、「まなぼう」をテーマに、自分たちで学んだことをそれぞれイラストや写真、表などにまとめただけでなく、オンラインで行われたエコクラブの交流会で発表したのですね。自分で学び、考えることも大切ですが、それを他の人にどう伝えたらよいかを考えて工夫することは、とても重要です。みなさん、よくがんばって、おたがいに理解し合って共有できました!うれしい経験になりましたね。
SDGs17の目標は、2030年までに世界中のすべての人たちと実現していくべき取り組みですが、「私たちには遠い話」と思っている人も多いです。しかしみなさんが考えたように、「人がいない教室の電気を消す」「ごみをひろう」などの行動も、SDGsの問題解決につながっています。これからも、みなさんが自分たちで始められる行動として考えて伝えていくことで、ぜひ、学校や地域で、行動の輪を広げていってほしいと思います。
2020年は新型コロナウイルス感染の拡大で、世界で経済活動が停止しました。一方で、みなさんのソラダスの調査では、大阪の二酸化窒素の濃度が改善されたという、コロナでよいことがあったことがわかりました。小川さんが書いてくれたように、都会は便利で車の数も多いのですが、排出ガスの規制をしたり、エコな車に変えていったりなど、大気汚染を防ぐ対策も進めています。どんな働きかけで、環境がどう変わっていくのか?調べながら測定を続けて、結果を教えて欲しいと思います。
とっておきのゴシドウ★
「葉っぱラッパーズ」の活動では、公園で落ち葉をひろって、色や形のちがいを観察した後に、葉っぱじゃんけんをしたのですね。私も、昔、イチョウのように2つに分かれている葉っぱや、カエデやカクレミノ、カシワのようにたくさん分かれている葉っぱを使って、本当のじゃんけんのような遊びをしたことがあります。
葉っぱを使った楽しい遊びや発見はまだまだたくさんあると思います。お気に入りの葉っぱの木を見つけて季節でどう変わるのか?観察しても面白いです。考えてみてください。
オンラインの発表は、目の前に人がいるよりも緊張しないでお話しできた、と書いてくれました。オンラインでは、遠くにいる人たちとたくさんつながることができます。そこでみなさんが学んだことを、楽しく伝えてみましょう。クイズ形式にしてみんなに考えてもらったり、前もって動画に撮っておいて、途中で見てもらうこともできますね。その体験や感じたことは、また新聞にまとめて教えてください。楽しみにしています。
地域事務局からの応援メッセージ【大阪市】
せいわエコクラブさんは、一年間で多くの活動をされています。その活動のすべてがSDGsの達成につながっていることがこの作品を通して伝わってきます。「学んだことを伝える大切さ」にも気づくことができました。
沼田師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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